ドスパラの人気No1ゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70S」をレビューします。
「GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70S」は、そんな望み通りのゲーミングPCです。
とはいえ、実際にどの程度動いてくれるのか、他にもっといいPCがあるのか気になるところ。人によってはスペックがピッタリとは言えないかもしれません。
そこで今回は、「GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70S」の評価に加え、ゲーミング性能・外観チェック・他メーカー製品と比較・カスタマイズのオススメを紹介していきます。ゲーミングPCの購入で迷っている人は是非チェックしてください。
※最新モデルは下記のリンクから
この記事はドスパラさんに商品をお借りして執筆しています。
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sのレビュー評価
ドスパラ公式サイトに投稿されていたレビュー数は224件と、他のPCと比較してもGALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sは圧倒的な数字。それだけの人がレビュー投稿していて、85%が星5つという評価を付けています。
利用者の多くは、FPSゲームなどゲームプレイのために購入している人が多い印象です。最新のRTX3000シリーズを搭載したPCではありませんが、240Hzモニターも活用できる十分のスペックを持っているという意見が目立ちます。
星を3つ以下にしている数%の人の意見をチェックしてみたところ初期不良についてのレビューでした。機械は、100%大丈夫ということはないので、古いPCから移行するときは、大切なデータのバックアップをとっておくことをオススメします。
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sのスペック
GALLERIA XA7C-R70S | |
OS | Windows10 |
CPU | Core i7-10700 |
グラボ | GeForce RTX 2070 SUPER |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM/PC4-21300 |
マザーボード | ASUS PRIME H470-PLUS |
ストレージ | 512GB NVMe SSD (M.2 2280,読込速度 3200MB/s,書込速度 2000MB/s) |
電源 | 650W 静音電源 (80PLUS BRONZE) |
価格 | 149,980円(+税) |
価格改定 | 142,978 円(税込) |
CPU「Core i7-10700」
Core i7-10700のスペック | |
ソケット | LGA1200 |
クロック | 2.9 GHz/ 4.8 Ghz |
コア/スレッド | 8コア/16スレッド |
TDP | 65W |
ゲーミング性能の高いインテルの第10世代CPUが搭載されています。コスパモデルとして優秀なCPUで、マルチスコア性能はRyzenに劣りますが、シングルスコアは優秀。
PassMarkスコアで比較してみると、Ryzen5 3600とCore i9-9900Kの間くらいの性能でした。
マザーボード「ASUS PRIME H470-PLUS」
ASUS PRIME H470-PLUSスペック | |
ソケット | LGA 1200 |
チップセット | H470 |
グラフィック出力 | HDMI・DP |
対応メモリ | DDR4×4 最大128GB |
フォームファクタ | ATX |
2020年11月26日時点:16,290円
安心感の高いASUSのマザーボードを搭載、拡張性も十分あるので、さらにSSDやHDDを増設することも可能です。
グラボ「ZOTAC GeForce RTX 2070 SUPER」
ZOTAC GeForce RTX 2070 SUPERスペック | |
出力 | HDMI x1,DisplayPort x3 |
排気 | 外排気 |
補助電源 | 8ピン×2 |
レイトレーシング対応のグラフィックボードを搭載。内部の熱を外に出す、外排気型になっています。
重たいゲームもサクサク動かせるだけの性能を持っており、最新のRTX3000シリーズが発売されましたが、まだまだ現役で使えます。
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sの外観
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sの外観と特徴を紹介します。
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sの外観を画像でチェック
前後左右の見た目は、こんな感じ、全体的に落ち着いたデザインでRGBが搭載されていますが消して使うこともできます。
古いケースがブラックだったのに対し、新しいケースはグレー系でブルーのラインがアクセント。
項目 | スペック |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×480(高さ) mm |
重量 | 約14Kg |
サイズは、大きくも小さくもなくといったところ、ただ、小スペースで使いたい人にとっては大きいと思います。
アクセスしやすい前面インターフェース
斜め45度に搭載された前面インターフェース類は使いやすいです。
デスク下に置いても、デスク上に置いても比較的アクセスしやすい位置にポート類が搭載されています。
静音性を保ちながら冷却性能の高いデザイン
ケース上部は排気に使えるようメッシュ形状になっているため物を置けません。
吸気は、サイドパネルのブルーのメッシュ部分から。
電源下にも取り外し可能なメッシュのフィルターが搭載されているので、ホコリの除去がしやすくなっています。
内部を見てみると、全面に140mmファンを搭載。
背面にも140mmファンを搭載。
大型の空冷CPUクーラーも搭載しており、しっかりパーツを冷却してくれます。
高負荷がかかる重たいゲームベンチマーク時の温度変化を計測
スタート時は温度が50°前後。グラボは最高で80°まで上がりますが、それ以上は上がりませんでした。CPUは比較的余裕があるようで、最高でも64°ほどです。
拡張性は十分!ハイエンドグラボも余裕で入る
ケース内の拡張性はかなり高いです。電源上の四角い部分にはHDDを増設することができ、Blu-rayドライブも取り付け可能。搭載されているグラボも、それなりに長いものですが、さらに大きなハイエンドグラボも搭載できます。
マザーボードの裏のスペースは、こんな感じです。
上下に電源ケーブルを通しやすい隙間があるため、裏配線に拘って綺麗にケーブルをまとめたい人にもオススメできます。
背面には2.5インチSSDを2つ増設できるスロットを搭載。
底の電源横スペースもゆとりがあるので、ケーブルを隠しやすくなっています。
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sのベンチマーク
定番のゲームベンチマークの結果を掲載します。
ベンチマーク | スコア |
ドラクエX
軽量クラスのゲームの目安 |
|
FF14
ミドルクラスのゲームの目安 |
|
FF15
重たいゲームで遊べるかの目安 6,000以上出れば快適に遊べます |
すべてフルHDの最高設定でのベンチマーク結果。スペックの高いゲーミングPCなので、全く問題ありません。
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sでフォートナイトをプレイ
フォートナイト・APEXを実際にプレイしてみましたが、どちらもかなり快適
でした。最高設定にしてもカクツクことも一切ありませんし、FPS値も高い値をキープしてくれます。
144Hzのゲーミングモニターは余裕で使えます。設定すれば240FPSも出るので、240Hz対応モニターを活用したいと考えている人にもオススメできる性能です。
ゲーム配信は可能か?フォートナイトを配信してみた
フォートナイトのプレイをYoutubeで配信した際の状態を確認したいかたは、以下の動画を参考にご覧ください。
設定は影のみをOFF。他は最高設定でのプレイです。
他メーカーBTOと比較
RTX2070SuperとCore i7-10700を搭載している他社製品と比較してみましょう。先にお伝えしておくと、コスパで考えるならドスパラのガレリアがお得です。
「マウス」G-Tune HM-Z
179,800円(+税)
項目 | スペック |
CPU | Core i7-10700 |
グラボ | GeForce RTX 2070 SUPER |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB NVMe対応 |
HDD | 2TB |
電源 | 700W【80PLUS BRONZE】 |
ゲームを最高の環境で楽しみたいヘビーゲーマー向けに販売されているモデルです。
「ark」arkhive Gaming Alliance
221,800円(税込み)
項目 | スペック |
CPU | Core i7-10700 |
グラボ | GeForce RTX 2070 SUPER(MSI) |
メモリ | 16GB |
SSD | 512GB NVMe対応 |
HDD | ー |
電源 | 650W - 80PLUS GOLD |
価格が上がりますが、Qiワイヤレス充電機能を備えた、Mini-ITXケース。マザーボードは「Z490 Phantom Gaming-ITX/TB3」を搭載。グラボや電源類もがワンランク上のパーツが搭載されています。
比較結果
マウスはHDD2TBを初期搭載している以外、特に大きな違いはありません
でした。細かく見れば、使用しているパーツ類は異なりますが、単純に価格差で比較するとガレリアのほうがお得です。
arkは、内蔵パーツが分かりやすいのが大きな特徴です。パーツを比較してみると、使用されているパーツ類がワンランク上なのが分かります。また、ケースも大きな違いでコンパクトケースが利用されているため、小スペースでも設置しやすいPC構成になっているのがポイントです。
GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sをカスタマイズ注文するなら?
カスタマイズして注文するのであれば電源・HDD・メモリがオススメです。優先度は、やりたいことによって変わってきますが、長く安定して使いたいと考えている人は、現在搭載されているブロンズ認証電源から、さらに上の80PLUS認証製品へ交換することも検討してみましょう。
高画質動画の編集・ゲームプレイを録画したいと考えている人は、メモリとHDDを増設することをオススメします。初期搭載されているストレージがSSD512GBのみで、システムストレージと共用になっているため最低でも1つ追加しておくと安心です。
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GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sレビューまとめ
今回は、GALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sをレビューしました。
こんな方におすすめ
- 重たいゲームもサクサクプレイしたい
- 動画編集もしてみたい
- ゲーム実況にも興味がある
- スペックと同時にコスパも求める
こんな人にオススメできるゲーミングPCです。どれを選べばいいかわからないという人もGALLERIA(ガレリア)XA7C-R70Sを選んで後悔することはないと思います。
ただし、以下の人にはオススメしません。
- 最高設定に拘らずゲームプレイができればいい
- 動画編集もする予定無し
- 配信なんて興味ない
- コンパクトサイズのハイスペックPCが欲しい
- 4K画質のゲームプレイを楽しみたい
こういった用途の人は、別のドスパラのゲーミングPCをオススメします。1~3に当てはまる人にとってはオーバースペックですし、4に当てはまる人は比較したarkのパソコンのほうがいいかもしれません。
4K画質のゲームをサクサクプレイできるかというと、スペックが足りないため、最新のグラボやCPUを搭載しているゲーミングPCの検討をオススメします。
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