といっても通販サイトの説明欄に記載されているスペックは種類が多く、ウルトラワイドモニターを選ぶとなっても迷いますよね。それに、144Hz・1ms対応商品がいいと知っていても、本当にそこまでスペックが必要なのか迷う人が多いと思います。
そこで、この記事では、144Hz・1msのウルトラワイドモニターから得られるメリット・販売されている商品の中から厳選した3つの商品を紹介しますので、参考にしていただけると嬉しいです。
ポイント
- 144Hz・1ms対応ウルトラワイドモニター環境は?
- リフレッシュレート144Hz対応にするメリットは?
- 応答速度1msのメリットは?
- おすすめ144Hz・1ms対応モニターはどれ?
- ウルトラワイドモニターの活用方法は?
144hz・1msウルトラワイドモニターで快適なゲーム環境を手に入れよう!
通常モニターの16:9の画面比率とは異なり、21:9の画面比率になると、単純に画面に映る範囲が広がるのがよくわかると思います。FPS・TPSならこれまでは見えていなかった範囲が見えるので、圧倒的に有利。
上記の映像視野が手に入るのとは別に、144Hz・1ms対応ウルトラワイドモニターなら、より動きが滑らかに表現され、対戦なら相手より有利な最高のゲーム環境が手に入るのは最高です。
ウルトラワイドモニターを数年使って感じたメリット・デメリット
144Hz・1msウルトラワイドモニターはゲームに最適!
まずは、PCでゲームをする人にとって144Hz・1msモニターがオススメなのか理由をハッキリ把握しておきましょう。
基本的な用語「144Hz」の意味
LG公式サイトより144Hzとは、リフレッシュレートを表わす数値のことです。リフレッシュレートの数値が高いほど、1秒間に処理できる画像の数が多くなり、低いと少なくなります。
パラパラ漫画を想像してもらうと分かりやすいですが、より細かく何ページにも分けて描写されている漫画なら、滑らかな動きになりますよね。手抜きのパラパラ漫画は変な動きになり違和感を感じるはずです。
同じようにリフレッシュレートが低いモニターは、カクカクした表現になりやすく、画面のチラつきを感じる原因にもなってしまいます。
1msとは?
1msとは、画面の応答速度を表わす数値のことです。応答速度とは、映像表示に使用される画面上のドットが変化(例:白から黒)するためにかかる時間を意味しており、応答時間とも呼ばれています。
応答速度は、数値が低いほど高性能。オフィスなどで利用されているモニターは、5ms~10ms程ですが、ゲーミングモニターなら1ms~4msの商品が多く販売されています。
応答速度は、低いほどモニターに表示される映像のブレが少なくなり、動きの激しいゲーム向けです。FPSなど秒単位での反応が求められるゲームには必須スペックと言えるでしょう。自分の目にもやさしいのも大切なことですね。
リフレッシュレート「144hz」の違いは滑らかさ
ポイント
60Hz:静止画が並行移動
120Hz:まだ、平行移動ですね
144Hz:足が静止画ではなく動いてる!
240Hz:144Hzとそこまで差がない
144Hz以上にしてしまうと、さらにPC側に求められるスペックも高性能になってしまうため、バランスを考えても144Hz程度にしておくのがおすすめです。
残像を抑えられる応答速度「1ms」
それはあなたの目ではなく、モニターが原因かもしれません。長時間プレイする人ほど拘りたいポイントです。1msにすれば、FPS・TPSゲームでエイム操作をしたときにもしっかり映像がブレずについてきます。より的に標準が合わせやすくなるのが特徴です。
他にもレースゲーム・視点をよく動かすゲームをするときにも応答速度の速さは効果を発揮してくれます。PCゲームをするなら、応答速度の速さで選ぶのは必須です。
GtoGとは?
「GtoG」とは、中間色から中間色へ色が変化するのにかかる時間を表わしている数値です。黒➔白のような、はっきりした色の変化にかかる時間は、基本的にどのモニターも短時間。しかし、中間色の変化には時間がかかるのが特徴です。
上記の情報も踏まえて、ゲーミングモニターを選ぶときは、中間色も高速で変化してくれる「GtoG」数値の低いウルトラワイドモニターにするのがおすすめです。
商品を比較するときは、「GTG・GtoG」という表記の横にある数値をチェックしてみましょう。ただし、数値が2ms~5msのゲーミングモニターでも1msに対応している商品があります。
モニター側の設定やシステムによって「1ms対応」になっている商品がある。
例:LG
「1ms Motion Blur Reduction」など
144Hz・1ms対応のおすすめウルトラワイドモニターベスト3!
では、販売されている「144Hz・1ms対応ウルトラワイドモニター」の中でもおすすめの商品を紹介していきます。数は少ないですが、商品スペックは異なるのでしっかり比較してくださいね。
- リフレッシュレート
- 応答速度
の2つは同じスペックです。
以下のポイントは、紹介するモニターによって異なるポイントです。
ポイント
- 接続できる端子の種類
- モニターサイズ
- GPU連動システム
- 付属ケーブルの種類
- 価格・保証
価格が高いほどいいのかというと、そういうわけではなく、価格が高い商品は解像度がより高くなっています。
より大画面でプレイしたいか、ほどほどに抑えるかは好みになってきますが、「3840×1080」になってくると迫力がかなり違うのは確かです。
高性能「34GN850-B 」
インチ | 34インチ |
モニター形状 | 湾曲 |
対応端子 | DisplayPort・HDMI×2・USB3.0 1up/2down |
GPUシステム | AMD FreeSync Premium・G-SYNC |
応答速度 | 1ms |
付属ケーブル | DisplayPort・HDMI |
保証 | 3年 |
特殊なソフトではなく標準で1msに対応しているウルトラワイドモニターが欲しいなら、この商品がオススメです。それなりの価格ですが、満足度は高い。
AMD FreeSync Premium・G-SYNC両方に対応しているのも特徴です。21:9のアスペクト比の中で迷ったら、この商品か価格を抑えたいなら下で紹介している「34GN73A-B」がオススメですよ。
HDR搭載・コスパもいい「34LG750-B」
インチ | 34インチ |
モニター形状 | 湾曲 |
対応端子 | DisplayPort・HDMI×2 |
GPUシステム | AMD FreeSync |
応答速度 | 1ms |
付属ケーブル | DisplayPort・HDMI |
保証 | ー |
Amazonレビュー数は90以上。VESA規格にも対応している商品です。コスパの良い大きなウルトラワイドモニターを手に入れたい人にオススメの商品です。
初期設定時は、明るさが明るすぎて、ずっと画面見てるのがしんどくなるみたいなので、輝度設定推奨ですね。LGというブランドの信頼性を考えてもいい商品だと思います。
高さと角度は割と動かせますし、モニター台もしっかりとした作りなので安定しています。映像は結構細かく設定できるので、高コントラストが好きな方でも見やすく調節できると思います。私は最近ゲームのしすぎで目が疲れることが多くなったので、ブルーライト低減モードが付いていることが購入の決め手になりました。
コスパ最高の新作!LG「34GN73A-B」
インチ | 34インチ |
モニター形状 | 湾曲 |
対応端子 | DisplayPort・HDMI×2 |
GPUシステム |
G-SYNC |
応答速度 | 5ms(GTG)/1ms MBR搭載 |
付属ケーブル | HDMI・DisplayPort |
保証 | 3年 |
2020年に発売開始されたLGの新作ゲーミングモニター。HDR対応かつNVIDIAのG-SYNCにも対応していて6万円で買えてしまうのはコスパ最高クラスです。
曲面型ディスプレイなので、中心からモニターまでの距離が一定になるのも魅力。目が疲れにくく、迫力のある大画面でゲームや映画を楽しみたい人におすすめの商品です。
144Hz・1ms対応ウルトラワイドモニターの比較表
この記事内で紹介しているモニターのスペック比較をしたい人は、以下の表を参考にしてください。
もう少しコストを抑えて、ウルトラワイドモニターを購入したい人
は、以下の記事を参考にしてくださいね。
-
FF14・FPSにおすすめのウルトラワイドモニターランキング7選!選び方やメリット・デメリット
続きを見る
映画・動画視聴にも最適なウルトラワイドモニター
ウルトラワイドモニターを利用するメリットはゲームだけではありません。大画面の横に広いモニターで迫力ある映画を楽しんだり、動画を視聴することも可能です。
Amazonプライムやレンタルしてきた映画も大画面で見れるのも魅力でしょう。ゲームだけでなく、映画も見るのであれば、購入して損はしないモニターと言えます。
映画を見るならヘッドホン・スピーカーがおすすめ
ウルトラワイドモニターに搭載されているスピーカーは、音質がいいと言えません。そもそも搭載されていないと考えておいたほうが無難です。
ゲームプレイも考えヘッドホンを利用するのが一番おすすめですが、スピーカーから音を出したい人は、PCから光デジタルやオーディオ端子で接続できるスピーカーを利用するといいでしょう。
最新ウルトラワイドモニターをチェック!
ゲーミングキーボードの売れ筋ランキングをチェックして購入したい方は、下記のリンクでチェックしてみてください。
ウルトラワイドモニターでゲームを有利に進めよう
この記事で紹介した「144Hz・1ms対応ウルトラワイドモニター」は、ゲーマーなら拘っておきたいポイントを抑えている商品です。
ポイント
- 映像のチラつきがなく疲れにくい
- 映像がブレにくく見やすい
- 長時間プレイに最適
- 動きの激しいゲームにピッタリ
- 横長画面で相手より先に敵を発見
- 自宅で迫力ある画面で映画を楽しめる
簡単に購入できる商品ではないかもしれませんが、手に入れればゲーム環境やその他の作業が快適になるのは確実です。