グラフィックボード

Radeon RX6600をレビュー!冷却性能や消費電力はいいけど相性あるかも

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今回は、POWERCOLORのRadeon RX6600をレビューします。

RX6600で、どれくらいのゲームFPSが出るのか人気ゲームで色々試してみましたので、購入を検討している方は参考にしてください。

検証したゲーム&ベンチマーク

  • FF15
  • FF14
  • ドラクエX
  • ファンタシースターオンライン2
  • Cyberpunk2077
  • レインボーシックスシージ
  • 3DMark
  • フォートナイト
  • APEX
POWERCOLOR
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びえん
びえん
びえん/ガジェットブロガーは、自作PC歴約20年(FF11からのオンラインゲーマー)です。約3畳のスペースに色んなガジェットを詰め込んで、快適なデスク環境を作っていますYoutubeX(旧Twitter)でも情報発信しています。

Powercolor Radeon RX6600のスペック

項目 スペック
チップ RX6600
メモリ GDDR6 8GB
ストリームプロセッサー 1792
クロック 2044~2491
メモリバス 128Bit
メモリ容量 8GB
インターフェイス PCI Express 4.0
モニター端子 HDMI×1 Displayport×3
補助電源 8Pin
DirectXサポート 12
価格 59,954円(22年3月時点)

 

細かいグラボのデータを見たいかたはコチラ

 

びえん
びえん
ハイエンドグラボではないですが、モニター端子は豊富なのはいいところかな。メーカー公式サイトには記載されてないんですが、RX6600は消費電力が低いのも魅力みたいです。

 

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ベンチマークソフトの結果

定番のゲームベンチマークの結果やグラフィックスコアを紹介します。

RTX3060を使ってベンチマークをとったことがないので、少し上の3060Tiのスコアと比較しています。

比較したPC
GALLERIA RM5C-R36Tレビュー!240FPSも狙えてコスパもいいミドルクラスゲーミングPC

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FF15

グラボの種類 結果
RX6600 RX6600のFF15ベンチマーク結果
RTX3060Ti

ライバルって言われていたRTX3060よりもさらに格上になるRTX3060Tiとの差は、これだけあります。ただ、重たいゲームでも快適にプレイできる性能はありそうですね。

 

FF14

グラボの種類 結果
RX6600
RTX3060Ti

だいたい20%くらいの性能差がありそうですね。

 

ドラクエ

グラボの種類 結果
RX6600
RTX3060Ti

余裕なのはわかってましたが、軽いゲームは最高設定で遊んでください。

 

ファンタシースターオンライン2

昔のよりは多少重たくなった分、グラフィックが向上していますね。

スーパー
ウルトラ

このベンチマークは、簡易グラフィック設定の「スーパー」と「ウルトラ」にして行っています。

最高グラフィックで快適にプレイできる基準としては、10,000以上出ていればいいようです。

 

レインボーシックスシージ

 

シージの最高設定でベンチマークを回した結果

平均FPSは252。最高は400くらいまでいきました。

最小FPS 183FPS前後
平均FPS 252FPS前後
最大FPS 408FPS前後

 

Cyberpunk2077

かなり重たいゲームなんですがウルトラで試しにベンチマークをしてみたところ

平均50FPS越えのいい結果に!このゲームの最高設定で、これだけFPSが出れば十分です。

 

びえん
びえん
レイトレーシングの機能自体は、かなり低いグラボなので試してません。レイトレーシングを使いたいかたは、圧倒的にRTX系をオススメします。

 

3DMarkのスコア

Fire strike
Time SPY
Night Raid

 

びえん
びえん
他のグラボと比較するときの参考スコアとしてご利用ください。

 

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人気ゲームのFPS数値

ゲームプレイは、フォートナイト・APEXで検証してみました。

フォートナイト

FPSドロップって現象がかなり発生しました。

最高設定・競技設定・パフォーマンスモードの順番です。

最高設定時は、だいたい70~100FPSくらいで遊べます。競技設定の場合は、だいたい120~200くらいになるかな。

パフォーマンス設定は、100~400FPSとかなり乱高下が激しい。

 

項目 最高設定 競技設定 パフォーマンス
最小FPS 59 102 89
平均FPS 78 188 228
最大FPS 100 255 403

 

びえん
びえん
なんだかFPSが安定しないなぁというのがフォートナイトをプレイしていて感じた感想です。

 

APEX

最小FPS 100FPS前後
平均FPS 140FPS前後
最大FPS 260FPS前後

APEXはかなりFPSが安定してくれました。重たい降下時で100前半くらい。

全体的には平均140FPSくらいになるかなと思います。

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RX6600の問題点

RX6600XT

RX6600XT:価格62,800円

もう少し出せば買えるRX6600XTやRTX3060と比較すると微妙かも。

 

びえん
びえん
RX6600って6600XTの性能を落としたバージョンです。

 

ミドルクラスとして良い商品ですが、RX6600の最安値が5万円ほど。RX6600XTが6万円台前半。性能はRTX3060やRX6600XTが確実に上です。

また、AMDグラボはDLSSが使えないこと、ドライバが安定しない印象があります。実際、フォートナイトでも挙動がおかしかったので購入するなら、それも許せる人かなと思います。

 

びえん
びえん
予算6万円台まで出せるならRTX3060かRX6600XT。価格重視なら5万円で買えるRX6600で妥協するみたいな方にオススメだと思います。

 

冷却性能と消費電力・静音性は優秀

FF14のベンチマーク中に温度や消費電力・静音性をチェックしてみましたが、かなり優秀でした。

ベンチマークを使用すると、ほぼグラボの使用率は100%が続きます。

最高温度 61℃
消費電力 100W
静音性 60℃を超えない限りファンも回らない・回ったとしてもケースに入っていれば、ほぼ聞こえないレベル

ずっとゲームをしていて、部屋が暑くなるのを防ぎたい人、消費電力や静音性にもこだわりたい人は満足できると思います。

 

まとめ

製品スペックだけを見て、ベンチマークや検証結果を見るとフルHDゲームをするために良いグラボだと思います。AMDのグラボは現時点で消費電力が低いので、電気代が気になる人にもいいかなと。

ただ、他のミドルクラスのグラボとゲーミング性能や価格を比較すると劣ります。手に入るか入らないか、価格を比較してから、購入するかどうか決めるのがオススメかなと思いました。

 

びえん
びえん
PCパーツなので専門ショップのほうが安かったりします。TSUKUMOやPCarkは、在庫があれば5万以下で購入できるかも

 

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