今回はドスパラさんに「GALLERIA RM5C-R36T 第11世代搭載モデル」(現在は12世代を搭載したモデルになっています)をお借りしたのでレビューしていきたいと思います。
価格は、2021年10月時点で、税込み169,980円。ミドルクラスのゲーミングPCですね。
結論からお伝えすると、このゲーミングPCは
そんな人にオススメのゲーミングPCかなと思いました。
実際に購入前に気になることを調べてみましたので、参考にしていただければ嬉しいです。
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GALLERIA RM5C-R36Tのスペック
パーツ | スペック |
OS | Windows10 |
CPU | Core i5-11400 |
グラボ | GeForce RTX 3060 Ti 8GB |
メモリ | 16GB |
マザーボード | インテル B560 チップセット マイクロATXマザーボード(メーカー記載無し) |
M.2 NVMe SSD | 500GB NVMe SSD(メーカー記載無し) |
HDD | 無し(※カスタマイズで選択可能) |
光学ドライブ | 無し(※カスタマイズで選択可能) |
電源 | 650W 静音電源 (80PLUS GOLD) |
※パーツ構成や価格は変更される可能性があるので、公式サイトをチェックしてください。
では、さっそくスペックです。
CPU
CPUは第11世代のCore i5-11400を搭載しています。普通に購入するとAmazonで26,000円ほどするCPUです。
性能を比較してみると、Ryzen5 3600よりは上で、現行のRyzen5 5600には及ばないかなというスペック。でも、ミドルクラスとしては十分の処理能力を持っているCPUです。
グラボ
グラボは「RTX 3060 Ti」を搭載。やっぱり価格が上がっているので、価格コムとか見てみると8万以上してます。
ベンチマークの数値を比較してみると、RTX3060Tiは1つ前のハイエンドグラボRTX2080とほぼ同じ性能なのでゲーミング性能は期待できます。
その他
マザーボード・ストレージ・電源は搭載されているパーツのメーカーが記載されていませんので、ケースを開けてみるまでは分かりません。
商品の特徴と外観
GALLERIA RM5C-R36Tは少しコンパクトなケースが使われているのが特徴です。
ケース
サイズは幅が22㎝・奥行が44cm・高さ42.5cmの長方形で、デスク上に置いても圧迫感が少ないコンパクトケースはプラスポイントだと感じます。
サイドパネルは、一応クリアパネルになっています。
ただ、ハッキリ中が見えるわけではない点はマイナスポイントかな。
ホコリの侵入を防ぐフィルターは、上下左右多数搭載されていて、分解して掃除できるようになっています。
前面のUSBポートなどが斜めに搭載されているのもGALLERIAのゲーミングPCの特徴です。
斜めのポートは、デスク下に置いた時に、アクセスしやすいのがメリットですね。デスク上に置いた時にも見た目がスッキリします。
前面の枠部分にLEDが搭載されていて綺麗に光るのも特徴ですね。暗い場所で光らせると、いかにもゲーミング感が出て、おしゃれだと思います。
ただ、LEDコントロールするためのソフトは自力で入れる必要があるようで、ここはかなり面倒です。マザーボードの公式サイトにアクセスして、専用ソフトをインストールする必要があります。
ケース内/メーカー未記載のパーツ
ケースを開ける時は、背面のネジをプラスドライバーで少し緩めるだけで簡単に手で外せるようになります。
コンパクトケースですが、内部構造はかなりスッキリしていますね。
CPUクーラーはサイドフロータイプの12cmクーラーで、メモリスロットの空きも2つありました。
マザーボードはASUS B560M-A。ストレージはPHISON製の3500MB/sのM.2 NVMe SSDが搭載されていました。
注意ポイント
購入時に変わっている可能性はあるので、あくまで今回レビューしたPCの場合とお考えください。
取り付け位置も分かりやすいので、ストレージ増設したい場合も簡単にできると思います。
チャレンジしてみてもいいかもしれません。
ケーブル類の接続から電源ONまで
電源ケーブルは付属していますが、ディスプレイと接続するためのHDMI・Displayportケーブルは別で必要です。インターネットに有線接続するためのLANケーブルも必要になります。
たまに
マザーボードではなく。
グラボに挿す。
ディスプレイとの接続するときは、マザーボードの端子ではなく、グラフィックボードの端子に接続するようにしてください
。マザーボードに挿しても高FPSで遊べませんので注意してくださいね。
ベンチマーク/SSD・ゲーム
SSDと人気ゲームのベンチマーク結果を紹介します。
SSDのベンチマーク結果
読み込み7000MBのGen4対応M.2SSDが出てきているので、比較すると見劣りしますが、特に起動速度が遅いわけでもなく安定しているのでシステムストレージとしては十分だと思います。
ゲームベンチマーク結果
ゲーム | ベンチマーク結果 |
DQ10 | |
FF14 | |
FF15 |
軽いゲームから重たいゲームまで、ベンチマーク結果はとても快適。現行の重いゲームも遊べます。
フォートナイト・APEXのFPS数値
フォートナイト
最高設定(プリセット)
プリセットの最高設定で遊んだ場合、平均FPSは124前後
でした。十分遊べるんですが、144Hzのゲーミングモニターを使いたい人にとっては満足できるFPSではありません。
必要最低限(何FPS固定で遊べるのか)
設定を落とすと、平均240FPS近くまでいきます
。
ただ、ずっと240FPS固定は厳しいです。
180FPS前後ならキープできました。
ということで検証の結果、フォートナイトは、144Hz~240Hzのゲーミングモニター性能を引き出して遊ぶことができます。
APEX
初期設定時
試しに起動しただけの状態。初期設定で遊んでみました。映像は綺麗なんですが、だいたい155FPSあたりをいったりきたりしています。
144Hzモニターなら、初期設定でも十分遊べると思います。
設定を落とした場合
設定を落として検証してみた結果、ほぼ165FPSに張り付きで遊べました
。
※僕の使っているゲーミングモニターが165Hzなので、そこで制限をかけてプレイしています。
関連
高FPS対応のゲーミングモニター
240Hz:BenQ ZOWIE XL2746S 240Hz 0.5ms 27インチ
165Hz:Acer VG240YSbmiipfx 165Hz 0.5ms 23.8インチ
144Hz:Dell S2421HGF 144Hz 1ms 23.8インチ
FPSゲームをするなら人気のモニターサイズは24~27です。それ以上だと視認性が悪くなるからみたいですね。
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Acer VG240YSbmiipfxレビュー!165Hzコスパ最強ゲーミングモニターで遊びつくす
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フォートナイト配信時のFPSと挙動
必要最低限の設定でのFPS数値を検証してみた結果、平均200以上をキープしていますので、通常プレイ時と同じく144~240Hzのモニターを使って配信するのに問題はないと思います。
ポイント
ビットレート12,000でプレイ・フォートナイトのゲーム内設定は、必要最低限の設定にしています。
ネット環境にも左右されますので、イメージとしてご覧ください。
RTX3060Ti搭載の他メーカー品と比較
パソコン工房・パソコンショップSEVEN・TSUKUMO・ARKの商品を紹介します。
パソコン工房「SOLUTION-M056-114-SAX」
SOLUTION-M056-114-SAXという製品です。
ミニタワー型のコンパクトケースが使われています。
前面ポートの数がドスパラより少ない点。電源容量が多い以外は特に違いがありません。
パソコンショップSEVEN「ZEFT Gaming PC」
CPUの性能はドスパラより高い「Core i7 11700」を搭載。
DVDドライブやWiFi・Bluetooth接続にも対応しており、電源スペックも高いのが特徴。
ケースの見た目はとてもシンプルですね。
TSUKUMO「G-GEAR」
価格:168,100円(税込み)
※アップグレード込みの価格(送料込み)
ケースが大きくなります。
マザーボードはATXのH570 Phantom Gaming 4を搭載。光学ドライブも付いているので、DVDが見たい人向けでもありますね。
電源が750Wと容量が大きく80PLUS GOLD認証になるのもいいポイントかなと思います。
/キャンペーン中のみ+1,100円で3060Tiにアップグレード可能\
ARK「arkhive Gaming Custom」
Ryzen5 3600を搭載しているのと、ミニタワーケース「Antec Dark Phantom DP301M」がかなりカッコイイのが特徴かなと思います。
arkは、搭載パーツのメーカーが全て記載されているので、メーカーにこだわりがある人にもおすすめです。
スペック比較表
商品名 | GALLERIA RM5C-R36T | パソコン工房「SOLUTION-M056-114-SAX」 | パソコンショップSEVEN「ZEFT Gaming PC」 | TSUKUMO「G-GEAR」 | ARK「arkhive Gaming Custom」 |
価格 | 169,980円 | 163,980円 | 205,480円 | 168,100円(送料込み) | 169,980円 |
CPU | Core i5-11400 | Core i5-11400 | Core i7-11700 | Core i5-11400 | Ryzen5 3600 |
グラボ | RTX 3060 Ti | RTX 3060 Ti | RTX 3060 Ti | RTX 3060 Ti | RTX 3060 Ti |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD |
マザーボードサイズ | Micro-ATX | Micro-ATX | Micro-ATX | ATX | Micro-ATX |
電源 | 650W 80PLUS BRONZE | 700W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 650W 80PLUS BRONZE |
WiFi&Bluetooth接続 | ー | ー | 〇 | ー | ー |
GALLERIAはキャンペーン中なら999円でストレージ容量を1TBにできるので、コスパがかなり高いと思います。何も構成を変えずに購入する場合、価格で選ぶならパソコン工房が最安値ですね。
今後パーツ構成を自由に組み替えたいと考えている人は、Micro-ATXではなくATXマザーボードを搭載したTSUKUMOのゲーミングPCがいいかもしれません。
カスタマイズ注文可能な項目(用途別のオススメ)
メインストレージの容量UP
キャンペーン適用がされれば、999円で1TBに容量をUPすることができるのでかなりお得です。
今購入するなら絶対やっておいたほうがいいいと思います。
動画編集もしてみたいならHDDを増設
予算に合わせてHDDの追加をオススメします。
ちなみに僕個人が使用しているのが4TBのHDDなんですが、50本ほど動画を作成してきて、残り2TBほど残っています。
まとめ
今回は、ドスパラさんにお借りした「GALLERIA RM5C-R36T 第11世代搭載モデル」をレビューしました。最後にしばらく使ってみて感じた、微妙なところと良いところをお伝えします。
ここが微妙
- 搭載パーツのメーカーは一部非公開
- 中がスッキリ見えるサイドパネルではない
- ケースLEDをコントロールする難易度が高め
- 負荷の高いゲームで高FPS安定は厳しい(設定に工夫が必要)
ここが良い
- コンパクトケースで設置しやすい
- 現行の3Dゲームをするには十分
- 静音性も高く冷却性も高い
- 他メーカーと比較してもコスパ良い
- カスタマイズしても届くのが早い
一部こだわりのある人にとっては微妙な項目があるかなと思いますが、現行のゲームをする点で考えると満足できるスペックだと思います。
ミドルクラスのゲーミングPCで、ストレージ容量を999円で500GBを1TBにできるのも、コスパ良すぎますからね。気になる方はチェックしてみてください。
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