故障かな?と修理に出す前に、いくつか原因が考えられます
。メーカーさんに問い合わせた時に言われた内容も含まれていますので、参考になれば幸いです。
この記事の内容は、これから外付けストレージ(SSD・HDD)を利用しようと考えている人にとっても大切な情報になっていますので、チェックしておくことをおすすめします。
以下の情報が掲載されています。
- 修理に出す前に確認しておきたい3つのポイント
- 外付けSSD・HDD利用者向けのスタンバイモード設定
- 修理に出した方がいい症状
PS4を修理に出す前に確認しておきたい3つのポイント
ここで確認しておきたいのは、PS4の接続状況・システム状況・電源の切り方の3つです。それぞれ詳しく説明していきますね。
メーカーに問い合わせると言われる事は2つ
同じ症状になった時にメーカーに問い合わせてみましたが、まず提案されたのは以下の2つのポイントでした。
- コンセントから直接電源を取ってください
- システムアップデートをもう一度試してみてください
なんで?って思う人もいるかもしれませんので、さらに詳しく説明していきます。
PS4の接続状況:コンセントから直接給電する
これはPS4への給電が足りずに何らかの不具合が出る可能性があるようです。
あなたは、以下の状況でPS4を使用していませんか?
- 延長コードの先に接続している
- 他の機器を接続したハブを利用している
この環境でPS4を接続していて「PS4 の電源が適切に切られませんでした。」と表示が出た人は、一度全ての接続機器を外し、直接コンセントに挿してみましょう。この状態でしばらく利用してみて同じ症状が出なければ問題解決ですね。
PS4のシステム状況:アップデート関連が原因?
正しくPS4 がアップデートされていない場合、システム面の不具合で電源が切れてしまう事も考えられるようです。何かしらの状況で発生するバグは、「最新アップデート」で改善されていますので、常にシステムが最新の状態になっているかチェックしておくといいでしょう。
ネットワークに接続できない状況の場合は、ディスク・USBなどの外部ストレージを使用したアップデート方法があります。
詳しいシステムソフトウェアアップデート方法は「こちら」
外付けSSD・HDDを利用しているなら「スタンバイモード」の設定が原因かも
ここに該当する人は、普段PS4をスタンバイモードで終了している人です。特に外付けSSD・HDDを利用している人の場合チェックしておきましょう!
PS4の電源の切り方:スタンバイモードの設定
スタンバイモードは、ゲームを中断できたり、PS4の起動が早くなったりするので使用している人も多いかもしれませんね。しかし、設定しておかなければストレージトラブルになる可能性がある点はご存知でしょうか?
ただ、ネットに接続するのみにしていませんか?
スタンバイモードのUSB給電状況はどうなっていますか?
もし、何も設定していない場合、USB給電が3時間ほどで終わり、電源がシャットダウンされる設定になっているかもしれません。この設定のどこに問題があるのか。
機器同士の相性もありますが、PS4の電源を落とす処理をしている場合、ストレージは段階を踏んで電源を落とされているはずです。パソコンのシャットダウン時と同じですね。
しかし、急に電源を落とされてしまった場合状況が変わってきます。
「PS4 の電源が適切に切られませんでした。」これは停電した時や、ブレーカーが落ちてしまった時に出てくる警告画面と全く同じです。
つまり、PS4をスタンバイモードしている時、ストレージに流れていた電力がバッサリ切られているため、不具合が出ている可能性があります。
外付けSSD・HDDにとって急激な電力切断は最悪!改善方法は?
HDD・SSDへの電力切断を繰り返した場合、ストレージ内のゲームデータが完全に破損してしまう恐れがある
ので注意が必要です。
特に外付けSSDの場合、USBバスパワーの商品ばかりなので必ずチェックしておきましょう!
正しい設定・電源を落としておくのが最善
スタンバイモードの設定を、常にUSB給電状態にしておくこと。もしくはシャットダウンしておくのが最善の対策でしょう。
スタンバイモードの機能設定方法
以下の手順で設定を行って下さい。
- PS4の「設定」を開く
- 「省電力設定」
- 「スタンバイモード中の機能を設定する」
- USB端子に給電する
- 3時間ではなく「常に」を選択
ただし、常に電源が入っている状況なので、電力消費が増える点・停電時やブレーカーが落ちた場合、もしくは何かの拍子でコンセントが抜けた場合には、同じ症状が出てしまうリスクは残ります。
短時間離れてすぐ再開する場合にスタンバイモードが非常に便利な設定ですが、長時間(明日またゲームをしよう)くらい時間があくなら、余計なリスクをかかえないためにも電源を落とすほうがいいかもしれません。
スタンバイモードを利用しすぎるとハード自体の寿命が短くなるとも言われていますし、大切に使いたいですね。
スタンバイモードの公式説明は「こちら」
初期化するのは最終手段!
ここは最終手段ですので、まず上の3つのポイントをチェックしてダメだったら確認してくださいね。
これは最終手段ですが、最終的にはメーカーにも「初期化を試してみてください」と言われるので、色々試してみて改善されない場合は、初期化してみましょう。
ただし、初期化するとPS4内部のデータが完全に削除されてしまいますので、必ずバックアップを取るようにしてくださいね。
- PS4の「設定」を開く
- 「初期化」を選択
- 「PS4を初期化する」
- 「クイック」
内部データのバックアップ・復元方法は「こちら」
セーブデータのバックアップ・復元方法は「こちら」
以下の場合はメーカーへ問い合わせ推奨です
- コンセントから直接給電しても変化がない。
- ストレージ給電方法を変えても変化がない。
- スタンバイモードの設定を変えても変化がない。
- ストレージチェックでフリーズしてしまう。
メーカー問い合わせ先は「こちら」
これは、電源周りに基盤に不具合が発生している可能性があるようです。実際に経験しましたが、これは修理に出さなければ素人にはどうすることもできません。
素直にメーカーに問い合わせて、修理してもらう、もしくは新しく商品を購入する事をオススメします。