今回は、maonoから販売されている「PD200X USB/XLR ダイナミックマイク」をレビューします。
この製品は、名前の通りUSB接続・XLR接続の両方に対応しているダイナミックマイクと言われている種類のマイクです。
おすすめしたい人
ポイント
- 周辺のノイズが気になる
- 音楽用途
- ストリーマー
- ゲーミングデスク作ってる(光らせたい)
maonoについて
参考
Maonoは、オーディオ機器の製造を専門とする企業で、特にマイクロフォン、ヘッドフォン、およびその他の関連アクセサリーの設計、開発、生産に力を入れています。
簡単に設定して使用できる製品・コスパが良い製品が多いので、オーディオ機器に詳しくない人でも簡単に高品質なオーディオ録音を実現できる点が魅力です。
この記事では実際にしばらく使ってみた感想や、実際のマイク音質なども録音したものを聞けるようにしています。
ぜひ、購入前の参考にしてください。
提供:maono
PD200X USB/XLR ダイナミックマイクの特徴
まずは製品の特長や同梱物を見ていきましょう
ダイナミックマイク!コンデンサーマイクとの違いは?
ダイナミックマイクは頑丈で、扱いやすいため、ライブパフォーマンスやコンサートでの使用されていることが多いマイクです。
また、高い音圧レベルにも耐えられるため、大音量の楽器や歌声を拾うのにも適しているようです。
ダイナミックマイクの特徴
頑丈で耐久性が高い
: ダイナミックマイクは、物理的に丈夫で、落下や衝撃に強い設計になっています。これはライブパフォーマンスや屋外での使用に適しています。
ノイズに強い::ダイナミックマイクは背景ノイズや風のノイズなど、不要な音を拾いにくく、音源からの直接の音をより効果的に拾います。これは、マイクの感度がコンデンサーマイクほど高くないためです。
コンデンサーマイクの特徴
高い感度と広い周波数応答: コンデンサーマイクは非常に繊細で、細かい音のニュアンスや高い音質を捉えることができます。これにより、スタジオ録音や精密な音源の捕捉に適しています。
ノイズを拾いやすい: 高い感度のため、背景ノイズや環境音を拾いやすくなります。これは、静かなスタジオ環境での使用には適していますが、騒がしい環境や不要なノイズが多い場所では問題となることがあります。
RGBで光る
RGBカラーは裏側の物理ボタンで切り替え可能。
ゲーミングっぽいカラフルな見た目が好きな人には、ピッタリ。
注意ポイント
RGBが光るのと、物理ボタンが使用できるのは、USB接続したときのみです
リアルタイムモニタリング対応
ヘッドセットのマークの3.5mmジャックを利用することで、イヤホンやヘッドホンを使ったモニタリングも可能です。
自分の声を確認しながら、声を出すことができます。
専用ソフトで色々できる
起動するとStandardモードとAdvancedモードを搭載。
Advancedモードのほうがよりできることが細かくなって、EQの設定もできるようになります。
マイク・ヘッドセットのボリュームは個別に変更可能、もちろん物理ボタンでも変更可能です。
Toneは変えると自分の声が変化します。
物理ボタンOFFにできなさそうなんですが、ソフトを使えばOFFにできました
PD200X USB/XLR ダイナミックマイクの同梱物
縦長の黄色の箱に入っています。
最初の梱包状態。
基本は、USB接続を想定しているようで、キャノンケーブルは同梱されていませんでした。
- マイク本体
- (本体にはショックマウントとウインドジャマー付き)
- マイクアーム固定に使用するネジ
- USB TypeA~TypeCケーブル
- 説明書
PD200X USB/XLR ダイナミックマイクの外観
本体は、ブラック。他にもホワイトが販売されています。
中心のダイヤルを押し込むと電源が入り、押し込むごとにマイクボリューム・モニタリングボリュームをダイヤルで調整可能。
ミュートボタンも物理ボタンです。
ショックマウントは最初から固定されて入っています。
ネジを外せば、取り外すことは可能。
XLR接続に使用する端子。
USB-C・RGBの切り替えボタン・モニタリング用のイヤホンジャック。
マイクアーム固定に使用するネジ穴。
5/8"-3/8"変換ネジアダプターが付属しています。
アームの根本のネジは、プラスチックで、そこまで高品質というわけではないです。
ケーブルは2.5mあるので、十分使用できます。
PD200X USB/XLR ダイナミックマイクのマイク音質
普通に接続しただけの場合とソフトで切り替えた場合の音質の違いを聞いてみてください
USB接続した時の音声
PCに繋いだだけの音声ですが、かなり音質はいいと思います。
何もしなくてもエアコンのノイズは、あまりのっていない印象です。
XLRケーブル接続の場合
注意ポイント
USB接続できなかったため、モニタリング音声を録音しています
録音できる声の質は、いいかなと思うんですが、ボリュームがかなり下がります。
オーディオインターフェースで上げてあげる必要があると思いました。
ソフトのプリセット切り替え時
切り替えた音声は、好みかなと感じますが、自分の声の質を変えたい人には面白いかもしれませんね。
EQで切り替え時
Advancedモードにするとイコライザーを自分で切り替えられるようになります。
自分好みの音を作り出せるので、こだわりたい人にはオススメです。
まとめ
今回はmaonoから販売されているダイナミックマイク「PD200X」をレビューしました。
注意ポイント
USB接続してマイクを使いたい人
ゲーミングっぽい見た目が好きな人
手元でボリュームやミュート操作したい人
におすすめです。
XLR接続できますがPD200Xは、XLR接続すると光らなくなったり、物理ボタンで操作できなくなったりと、製品の良さが使えなくなるのがデメリットのように感じます。
オーディオインターフェースを持っている人は、接続して使用することができますので、試してみてもいいかもしれません。
気になった方はぜひチェックしてみてください。