MSIが2020年8月に発売したゲーミングマウス「CLUTCH GM08」を実際に購入しました。「CLUTCH GM08」をしばらく利用してみた使用感などをレビューしていきます。まず結論から言うと、2000円でこれだけ使いやすければ、購入して損はしない商品です。
- MSIという有名ブランドながら低価格2000円
- 重りで重心バランスを変更できる
- 少し大きめのサイズ感なので大きな手で使いやすい
- 見た目で分かるDPI変更方法
このあたりの内容や、ここはちょっとねというポイントを記事の中で詳しく説明していきたいと思います。
合わせてMSIのリストレストも購入したので、興味のある方は、そちらのレビューもご覧ください。
動画でも機能を分かりやすく紹介していますのでご覧ください。チャンネル登録やコメントいただけると励みになります。
MSI「CLUTCH GM08」の外観と付属品レビュー
では、さっそく「CLUTCH GM08」の外観と付属品を見ていきましょう!
質感が良いMSI「CLUTCH GM08」の外観
見た目はブラック。左右対称になっていて、先端のケーブル部分に向かって少し尖ったデザインになっています。購入できるカラーバリエーションはブラックのみです。
手の平が乗る部分にはMSIのドラゴンのマークが付いていて、USBを挿すと、ここが赤くゆっくり点滅します。
ボタンの数は、左右のクリック・ホイール・DPI・サイドに2つの6つボタンが搭載されている商品です。
他に光る場所は、ホイールの横と底面部分の両サイドです。全て赤色で光り方も連動していますね。RGBの切り替え種類でよくある呼吸をしているような光り方です。
「CLUTCH GM08」の両サイドには滑り止めが付いていますが、ラバー製ではなく、プラスチックを掘って作った滑り止めなので緩く持つと滑るかもしれません。
結構大きめのゲーミングマウスの部類に入ってきます。手の小さい人だと、取り扱いがしにくいと感じるかもしれませんが、手の大きな人にはピッタリでした!
持った感じは、後の持ち方の相性で、ご紹介します。
背面を見ると「CLUTCH GM08」の形状がよく分かりますね。後ろが膨らんでいて、真ん中が凹み前に向かって少し広がっているイメージでしょうか。
背面にはソールが4つ搭載されています。ソールが小さめのゲーミングマウスは、止めやすさを重視して設計されていると言われています。
分かりやすい比較ができる「HyperX Pulsefire Core RGB」のソールは、こんな感じです。
ちなみに「HyperX Pulsefire Core RGB」は、あきらかにソールが大きいので、比較するとかなり滑ります。
重りは、付属品としてではなく、背面の蓋を爪で開けると中に3つ入っています。簡単に工具無しで開きますので、使いやすいですね。
MSI「CLUTCH GM08」の付属品
「CLUTCH GM08」には、付属品でケーブル類などが入っているわけではなく、説明書のみが入っています。
説明書もかなり分厚いのですが、日本語のページはこれだけ。書いていることも特に見る必要はありませんので、スルーして大丈夫です。
MSI「CLUTCH GM08」のスペックをレビュー
では、ここからは「CLUTCH GM08」のスペックを見ていきましょう!オススメできるポイントも含めて解説します。
MSI「CLUTCH GM08」のスペック
センサー | PixArt PAW 3519 |
ケーブルの長さ | 1.8m |
USB | 2.0 |
重量 | 92~103g |
応答速度 | 1000Hz |
対応OS | Windows10/8.1/8/7 |
保証 | MS459 日本正規代理店品 保証1年 |
ソフトウェア | Dragon Center |
最新価格 | Amazon |
搭載されている光学センサー「PixArt PAW 3519」
「PixArt PAW 3519」は、低コストのゲーミングマウスによく搭載されている台湾のPIXART社の光学センサー
です。
Razer・HyperXなど多くのメーカーが使用している光学センサーを搭載しているので、そこは安心して使えそうですね。
3つの重りで好みの重量に変更できる
最近たまにある重りを自分で搭載して、好みの重量に変える設計になっていますね。
一番軽い状態で、92g。最大で103gまで重量を上げることができます。
持ち方の相性
まず、わたしの手のサイズから。平均的な日本人男性の手より少し大きいサイズらしいです。
この手でいろんな持ち方をしてみた写真を掲載しておきますので、イメージする参考になさってください。
かぶせ持ち
マウスのサイズが大きいので、かぶせ持ちがとてもしやすいマウス
です。手の大きい人はフィット感があると思います。
マウスの高さも含め、かなりこの持ち方があっているように感じました。
つかみ持ち
マウスを完全につかむイメージで持つ人の持ち方にも適しています
ね。やっぱり、そう公式サイトにも記載されているとおりだと思います。
左右対称になっているデザインというのも大きいですね。
つまみ持ち
違いが分かりにくいかもしれませんが、つまみ持ちって結構軽めに持っているので、滑り止めが弱い分どうなんだろうと思います
。
両サイドの滑り止めでがっちり持って、マウスをぶん回して操作するのであれば、つかみ持ちのほうがいい気もしますが、そこは好みですね。
各ボタンの操作感
ホイールに関しては、軽すぎないですが非常にスムーズに動いてくれます
。ただ無限スクロールのような回転させたら回っているようなホイールとは少し違います。
多少の抵抗があり、動かした分だけ動いてくれるイメージです。コリコリと抵抗のあるホイールではないので、1つずつ細かく動かしたい操作のときは多少やりにくく感じる人もいるかもしれません。
左右のクリック音は少し小さめ。使っているときにDPIボタンに触れてしまうこともありません。
サイドボタンは少し大きめのクリック音がしますね。
専用ソフトのインストールと設定
説明書に書かれていないので、ダウンロード手順も含めて、専用ソフトを紹介します。
まずは、MSI公式ダウンロードページにアクセスして、MSI「DragonCenter」をPCにインストールしてください。
MSI「DragonCenter」がダウンロードできたら、デバイスの登録をする必要があります。そのさいに必要になるのが、「CLUTCH GM08」の背面にかかれているコードです。
バーコードの下に英数字で書かれているので、そこに書かれているコードを指示通りに入力し、マウスを登録しましょう。
マウスが認証されれば「Mystic Light」でRGBのON/OFFの切り替え。「Gaming Gear」でDPI数値の設定をすることができます
。マクロ機能などは搭載されていません。
結構シンプルなシステムなので、購入されたら使ってみてくださいね。
商品のデメリットとメリット
おすすめする人としない人についても書いておきたいと思います。
デメリットとこんな人には微妙かも
- 高性能のゲーミングマウスを求める人
- 高DPIには非対応
- マウスを持ち上げてぶん回すにはセンサーが微妙
- 軽量マウスとは言えない
- 有線なのでケーブルが嫌いな人には向いていない
- マクロ非対応
- RGBの種類は1つ
メリットとこんな人にオススメ
- コスパ抜群の2000円
- エントリーモデルのゲーミングマウスが欲しい
- 手の大きな人にもフィットする
- 耐久性も1000万回と高め
- 重りで細かい重さの調整ができる
- マクロやRGBの細かい機能はいらない
まとめ
今回はMSIが発売してコスパ抜群のゲーミングマウス「CLUTCH GM08」を紹介しました。エントリーモデルとして、はじめてゲーミングマウスを試してみたい人にオススメできるコスパ抜群の商品です。
Youtube動画では実際にマウスを使ってゲームをしているシーンもありますので、気になる人はぜひご覧ください。