コスパ良い商品を探している人、別にボイチャしないしヘッドホンだけでいいなと思う人、ゲームである程度音が聞こえれば良くて色んな機能はいらないと思っている人におすすめ
できるモニターヘッドホンMAONO「AU-MH601」を紹介します。
今回は、メーカーさんから商品を提供していただき、実際に色々と試してみることができました。メリット・デメリット。耳に聞こえる音もイヤホン型マイクを使って録音してみましたので、参考にしれいただければ嬉しいです。
MAONO「MH601」販売メーカーと商品スペック
まずは、商品を販売しているメーカーと商品スペックから簡単に紹介していきます。
MAONOってどんなメーカー?
まず、MAONOっていうメーカー自体、ほとんどの人が聞いたことも無いと思います。
でも実は、エントリー向けのコンデンサーマイクを探している人なら、一度は目にしたことがある売れ筋の上位にあるメーカーです。
評価は、アームからマイクまで一式揃って1万円以下だから人気なのかなと思ってたんですが、コメントを見てみると案外音質もしっかりしているメーカーみたいですね。
で、今回紹介するのは、そんな人気メーカーMAONOが販売している「モニターヘッドホン」ってわけです。
参考:モニターヘッドホンとは
プロが音のチェックのために使う仕事用のヘッドホンです。音がいいので、いろんな音を聞き取りたい人は、モニターヘッドホンを選ぶ人も少なくありません。
普通のヘッドホンよりも音源を忠実に再現することを重視して作られているのも特徴みたいです。
MAONO「MH601」のスペック
ちょっと専門的過ぎて分かりにくい部分もあるかもしれませんが、紹介します。
項目 | スペック |
再生周波数 | 20Hz〜20,000Hz |
ドライバー | 50mm大口径ドライバー |
付属ケーブル | あり(3m・3.5mm or 6.35mm付け替え可能) |
保証期間 | 1年 |
Bluetooth | 無し |
マイク | 無し |
イヤーパッド | PUレザー製(取り外し可能) |
サイズ | 184.4×169.4×80mm |
重量 | 約400g |
再生周波数は、数値の幅が広いほど色んな音を再現できるヘッドホンって思ってください。ドライバーは、大きいほど迫力ある音が出せるっていうふうに僕は理解してますね。
ゲーミングヘッドセットにはついてない機能も搭載されていて、音楽のシェア・ミックスができるようになってます。
参考
- Bluetoothには対応していません。
- マイク機能も搭載していません。
- イヤーパッドは直径9㎝ほどの大きさがあります。
- 密閉型なので、よほど音を上げない限り音漏れはしないです。
音楽のシェア
この商品は、同じヘッドホンが2つあれば、ヘッドホン動詞をケーブルで接続して、同じ音源を複数人で聞けるみたいです。説明を見てみると、ヘッドホンがある数だけ増やせそうですね。
同じゲームの音をそれぞれヘッドホンで聞きながらプレイしたいとか、映画の音なんかもヘッドホンを使って2人で見たい人は便利かもしれないなぁって思います。
音源ミックス
これは、どちらかというと楽器演奏する人向けかなぁって思うんですけど、左右別々の音を同時に視聴することができます。
例えば、左耳は3.5mmでパソコンにつないで音楽を再生しながら、右耳は6.5mmプラグでアンプに繋いでギターの音を鳴らすみたいなことができるってわけですね。ゲーム用途では、ちょっと使い方が思いつかないんですけど、なんかいい方法あれば教えてください。
MAONO「MH601」の音質をチェック
イヤホン型のマイク「Roland CS-10EM」を使って、実際にヘッドホンから流れている音を録音してみましたので、参考にしてもらえたらなと思います。
音楽を再生
もともと音を聞くためのモニターヘッドホンなので、音楽はしっかり聞こえます。
安い商品は、極端に低音が響いてたりするイメージですが、この商品は小さい音までけっこう聞き取りやすい印象。低音から高音まで結構バランスよく鳴っています。
ゲーム音を再生
前後左右の方向は、結構わかります。上下も判断はできると思いますが、しやすいわけじゃないです。そこまでこだわらない人なら、全く問題ないんじゃないかなと思います。
シーズン6のフォートナイトって虫とか動物の鳴き声がよくするんですけど、その音もハッキリ聞こえすぎるので、若干ビビったときもあったくらい音はよく聞こえました。
MAONO「MH601」の外観・装着感は?
3,600円と比較的安めですが、意外としっかりしてるなという印象です。
外観は価格以上!
黒のボディに少しだけ白のアクセントでMって書いてるシンプルデザインです。
ヒンジ部分は、プラスチックなんですが、マットな質感もオシャレで個人的には好きなポイントですね。
イヤーパッドは開くので首にかけやすくなってます。片耳でもモニタリングしやすい設計みたいです。
ヘッドバンド部分のメモリは7段階調整付き。
装着感は問題なし!レザーは夏場は・・
ヘッドバンド部分は、やわらかくないんですけど、頭に乗ってるだけなんでそこまで気にならないですね。
側圧は普通。イヤーパッドがすごく柔らかいので、結構頭でかい僕が長時間付けていてもキツくありませんでした。
ただ、イヤーパッドがレザー製なので、夏場は確実に蒸れます。少し汗かくと引っ付く感じがしたので、長時間使うときはたまに拭くとかしないとレザー剥げてきそうだなって思いました。
あと耳が大きい人は、イヤーパッドの内側の円の直径が4㎝なので、少し小さく感じると思います。
MAONO「MH601」のメリット・デメリット
使ってみて感じたメリット・デメリットです。
デメリット
- 音の特徴は特にない(低音好きとかには向いてないです)
- マイク付いてない(ボイチャできません)
- 長時間付けてると蒸れる
- 音がしすぎてFPSは迷うかも
- ケーブルは3mあるけど、丸まってるので使いにくい
- イヤーパッドの内側は直径4㎝の円なので小さめ
メリット
- 音をしっかり聴ける(音楽もゲーム音も音を楽しめる)
- 価格以上の質感
- 音楽シェア・ミックスは面白い
- いろんな機能が付いてない分簡単に使える
- 3.5mm・6.5mm両方対応しているのは便利
まとめ
今回は、モニターヘッドホンMAONO「MH601」を紹介しました。安いコスパヘッドホンですが、質感や音は価格以上の価値があると思います。
音楽モニターのために作られている商品ですが、ゲームプレイでもボイチャもしないなら、選んでもいいんじゃないかなと思います。以外と聞こえていなかった音って多いんだなと思うかもしれませんよ。