ゲームをすると言ってもPCだけじゃない人も多いので、PC以外でも十分使えるゲーミングヘッドセットが欲しいですよね。それでいて安ければ最高。そこでオススメしたいのが、色々調べて購入したLogicoolの「G433BK」です。
手元に接続できるPC・PS4・Switch・タブレットがあるので、公式ページには掲載されていない実際に使い続けてきた使用感。ゲームで利用してみた感想など、購入前に知っておきたいポイントをレビューします。
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ロジクール「G433BK」レビュー!外観と特徴
G433は2017年にLogicoolから発売された人気ゲーミングヘッドセットです。現在でも売れ続けており、1万円を切った価格で入手できるのはコスパ抜群。では、さっそく外観や特徴を見ていきましょう。
G433BKの基本スペック
公式サイトに記載されているG433の基本スペックを紹介します。ただ、専門用語が多いので、その意味も含めて簡単に説明しますね。
外観サイズ関連 | |
重量 | 259g |
PC用ケーブル | 2m |
モバイル用ケーブル | 1.5m |
ヘッドフォン部分 | |
ドライバー※1 | 40mm |
周波数特性※2 | 20Hz~20kHz |
インピーダンス※3 | 32Ω |
感度※4 | 107dB |
マイク部分 | |
指向性※5 | カーディオイド |
周波数応答※6 | 100Hz-10kHz |
- ※1:ドライバーの大きさを表す数値。大きいほど音がいいとされています
- ※2:下は低いほど、上は高いほど低音~高音まで音が出る。人間の耳が聞き取れるのは20Hz~20kHz
- ※3:16・32などの数値があり、数値が小さい物ほど音量が小さくても音が聞こえる。
- ※4:dBは数値が大きいほど、音の感度が良いイメージ
- ※5:マイク正面からの音が拾いやすく、背面からの音を拾いにくい設計(最も一般的)
- ※6:低い音から高い音まで拾って音にしてくれる数値。下は低く、上は高いほど高性能
音質や聞こえ方に関係するのは、ドライバー・dBですね。マイクを使って話す場合は、マイクの周波数応答も見ておくと面白いかもしれません。
見た目はシンプル!ブラック以外にもカラーあり
そのもの。ブラック一色なので、シックな色が好きな人は飽きないでしょう。また、ゲーミングヘッドセットにありがちな、目立つロゴや、キラキラした装飾もないので、外出先でも違和感なく利用しやすいデザインになっています。
カラーバリエーションがいくつかあり、赤・青一色のデザインになっています。どれも個性を出したい人にオススメですね。
7.1チャンネルサラウンドが楽しめる
ゲームや映画の臨場感を感じたい人にうれしい7.1Channelサラウンドに対応している
のも特徴。FPSゲームでは相手の位置をいかに早く把握するかが鍵ですが、それも7.1Channelあれば細かく聞き分けられる。
USB接続+専用ソフトウェアが必要なのでPC接続に限定されてしまいますが、普通のステレオヘッドホンと違って、設定を変えれば映画を見るときの迫力が違うのは大きいですね。
DTS HEADPHONE:X
Logicoolの「DTS HEADPHONE:X」は、ゲーミングヘッドセットをつけた時に正確な空間認識ができるように設計されています。ちなみに「G HUB」の専用ソフトを使うと、どの方向からの音を大きくするなど詳細に自分好みのカスタマイズができるのも魅力です。
ずっと装着していられる軽量ボディとイヤーパッド
259gと軽量ボディに加え、G433BKには最初から交換用のイヤーパッドが入っているのもオススメポイン
ト。2つのイヤーパッドは、蒸れにくく暑い時期にオススメのメッシュ素材と少しフィット感が増すマイクロファイバー製。
装着した感じがまったくことなりますが、使用環境や時期に合わせて使い分けることができます。ちなみにイヤーパッドが汚れれば、取り外して丸洗いも可能。洗濯機ではなく手洗いしてくださいね。
イヤーパッドの取り外し・取り付け方
使いやすさの面でプラスするとイヤーパッド部分が回転して首掛けがしやすい設計になっているのもポイントです。首にかけると肩の部分にピッタリフィットするので、使わない時にかけていても気になりにくく使いやすいと感じました。
PC・PS4・Switch・スマホに接続できるケーブルが豊富
G433BKは付属で入っているケーブル類も充実しています。持ち出して外で利用するならマイク付きのモバイルケーブルが便利。自宅で利用するならケーブルが長めのパソコンゲーブルを利用しましょう。
PS4にロジクール「G433BK」を接続した使用感
PS4へ接続してFF7リメイクをプレイしてみました。
PS4への接続方法
PS4への接続方法は、1.5m・2mのケーブルをコントローラーのイヤホン端子に接続するのがオススメ
です。他にもテレビやモニターのイヤホン端子へ接続すれば、G433BKから音が出ます。
プレイステーション公式サイトに記載されていますが、ボイスチャット・ゲーム音声出力は、PS4ホーム画面の[設定]→[周辺機器]→[オーディオ機器]→[ヘッドホンへの出力]で設定できます。
チャット音声のみヘッドセットから出し、ゲーム音声はスピーカーから出すことも可能です。
G433BKを付けてFF7リメイクをプレイ!戦闘シーンの迫力が楽しめる
FF7のリメイクがやっとプレイできた。しかもボイス付きです。クラウド・バレットもしゃべります!
サラウンド効果は残念ながらPS4で得られませんが、音の臨場感・低音部分もしっかり出してくれるので迫力ある音が楽しめます。低価格でPS4に使えるゲーミングヘッドセットを探している人には、オススメできますね。
Switchにロジクール「G433BK」を接続した使用感
Switchはスーパーマリオオデッセイをプレイ!
Switchへの接続方法
します。聞こえ方がステレオ限定になるのも同じです。
G433BKを付けてスーパーマリオオデッセイをプレイ!聞こえなかった音が!
スーパーマリオオデッセイをプレイしてみて感じたことは、テレビのスピーカーでは聞こえていなかった音たくさんあったことに気づかされた。自然の中を冒険するゲームなので、環境音がかなりよく聞こえる。
森林・水中などシーンによって様々。敵の歩いてる音なんかもよく聞こえるので、FPSでなければステレオでも十分楽しめますね。
PCにロジクール「G433BK」を接続した使用感
G433BKをPCに接続してフォートナイトをプレイしてみました。
PCへの接続方法
PC接続がメインの人も多いはず。まずPCのUSBポートにUSBDACをつなぎ、そこにパソコンケーブルを接続すればPC環境が完成します。なんといっても専用ソフトウェアで自分好みの設定ができるのがうれしいポイントです。
専用ソフトウェアを使った7.1Channelサラウンドが最高
7.1Channelサラウンド状態での音の出し方。それぞれの方角からの音を大きくしたり、小さくしたり設定できます
。また、映画・FPSなど初期登録されている物に変更して利用することも可能です。
Logicoolの専用ソフトを開くと「G433」が認証されているはず。もし認証されていない場合は、ソフトウェアが最新のものになっているか設定で確認してみましょう。
わたしの環境でも、初期状態で認証してくれませんでしたが、バージョンアップや接続のやり直しで認識してくれました。
フォートナイトのプレイ環境は?
PC接続かつフォートナイトのようなTPSゲームは、一番7.1Channelサラウンドが使えるゲーム
です。どちらの方角から銃声がしていて、敵が近くにいるかいないか、いるなら上下左右どの位置か先に把握できたほうが有利なゲーム。
正直怖いほどよく聞こえる。特に屋内で敵が複数いた場合、囲まれていることが分かりすぎて恐怖です。FPSゲームでもこれは同じ。プレイ中はスクショを撮影する余裕がなくなるほど下手ですが、あっちで音がしてるから逃げようといったプレイはできる!
上手い人ほど、G433BKのようなデバイスを使うと勝てるでしょうね。
タブレットにLogicool「G433BK」を接続した使用感
タブレットはゲームではなくAmazonプライムで映画を視聴してみました。
タブレットへの接続方法
※Amazonプライムの動画って著作権の関係で掲載できないと思うので、ボカしてます。
タブレットへの接続こ簡単です。イヤホンジャンクですから。G433BK1つでこれだけたくさんの機器に使えるだけでもコスパ抜群。しかも、40mmドライバーはさすが音がいいですね。
アニメや映画をよく見るのですが、スピーカーで音を出すより格段によくなります。人の声が聞き取りやすくなるので試してみてくださいね。
スマートフォンはイヤホン端子が搭載されている商品なら接続できます。
iPhoneやイヤホン端子が廃止されているので、利用できません。
「G433BK」のマイクの使用感
。ボイスチャットを利用するなら、ストレスなく、いい音で楽しみたいですよね。
うれしいポイント
- ノイズキャンセリング機能付き
- マイクが不要なら取り外せる
ノイズキャンセリング機能付きのマイクとは、自分が話している声以外の雑音をなるべくカットして相手に届けてくれる機能のことです。ノイズキャンセリングマイクにより相手に自分の声が聞こえやすくなるのはいいポイントですね。
また、ボイスチャット機能は使わない人は、マイク自体を着脱できるのもポイント。取り付けなければスッキリした状態でG433BKを利用することができます。
メガネユーザーの「G433BK」の装着感
です。イヤーパッドで締め付けられる感覚も少なく、長時間利用していても耳やこめかみ付近が痛くなることはありませんでした。
わたしは普段から眼鏡をしているので、きつすぎるゲーミングヘッドセットは装着が難しい。かつイヤーパッドの作りによってもつけずらいことがあります。ちなみに、利用しているメガネは上の画像のようなフレームが太すぎず、細すぎずという感覚です。
ゲーミングヘッドセットのランキングから選ぶ
他のゲーミングヘッドも見て、人気ランキングから選びたい人は以下をチェックしてみてください。ちなみに、G433BKはPS4のゲーミングヘッドセットランキングの1位です。
G433BKのドライバーダウンロード先とプロファイル設定
すると、G433に適したゲームプロファイルが出てきます。自分で細かい設定をするのが面倒な人は、プロファイルを利用して簡単に設定できるのでオススメです。
公開されているプロファイルは人気ゲームばかり。例えば以下のようなゲームのプロファイルが検索すると出てきます。
- APEX
- フォートナイト
- モンスターハンターワールド
- 黒い砂漠
- ファークライ
- FF14
ゲームソフトウェアを持っていない人は、公式サイトからダウンロードして、公開されている人気ゲームプロファイルを利用しましょう。
以下のリンクから専用ソフトウェアや説明書がダウンロードできますので活用してください。
PC・PS4・Switch音声をBluetooth化できるトランスミッターも
手元にBluetoothイヤホンを持っている人は、PC・PS4・Switchの音声をBluetoothイヤホンに送信することも可能です。以下の記事では、そのために利用する安いBluetoothトランスミッターを紹介しています。
まとめ
G433BKは2年以上前に発売されたゲーミングヘッドセットですが、今でも十分使えるオススメ商品です。Amazonでもレビュー数が多く、人気を維持していますので、安くて色々使えるゲーミングヘッドセットを探している人は是非ゲットして試してみてください。