この記事では、スマートスピーカーの中でも人気の高いAmazonの「Echo show 5」を徹底レビュー!一年ほど使ってみた感想や、メリット・デメリットなどを詳しく説明します。
説明書には、最低限の説明しか記載されていないため、この記事がお役に立てばうれしいです。
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Amazon「Echo show 5」のできること・使い方
大量にありすぎるのですが、できるだけ簡単にまとめていきます。
「Echo Show 5」とは?
「Echo Show 5」とはアレクサ(人工知能AI)を搭載したスマートスピーカー
です。タッチパネル対応モニターを搭載しているスピーカーと考えると分かりやすいですね。
モニターを搭載していないスピーカーのみの「New Echo Dot」などの商品もAmazonで販売されています。どんな違いがあるのかは、後で説明します。
「Echo Show 5」のできることリスト・おすすめの使い方
液晶モニターを搭載しているので、スピーカーとして音楽を流す以上のことが可能です。調べなければ分からない便利スキルもたくさんあるので、簡単に使い方も含めて紹介します。
できることオススメ一覧
- 音楽を聴く(対応サービスも豊富)
- Prime Video視聴
- Youtube視聴
- みまもりカメラ(Video通話可能)
- スマート家電操作
- タイマー機能(目覚まし)
- ネット検索を音声で
- Amazonショッピングも声で可能
- クックパッドのレシピを表示
音楽を聴く・音質は?めっちゃいい!
。ラジコ・ポッドキャストにも対応しているので、料理をしながら・本を読みながら音楽やラジオを音声操作して聴くことができます。
音楽を聴く方法も豊富にあり、自分がメインで契約している音楽配信サービスも対応しているかもしれません。主な対応サービスは以下の一覧を参考にしてください。
対応音楽サービス
- AmazonMusic
- AppleMusic
- Spotify
- AWA
- dヒッツ
- うたバス
- TUNE IN
- ラジコ
- ポッドキャスト
操作方法はとても簡単で「アレクサ音楽をかけて」と言えば、AmazonMusicで頻繁に聞いている曲を自動で選んで再生してくれます。
音質は非常にクリアで、低音もしっかり出ていて迫力があります。とても小さなスピーカーですが、正直ここまで音がいいとは思っていませんでした。
スピーカーは本体の下に付いていて、置いている場所に反響させて音が広がっているようです。リビングで使用しても「Echo show 5」一台で、部屋全体に音が響き渡るので、音量は半分以下でいつも使っています。
Prime Videoを視聴
月額500円で加入できる「Amazon Prime」に加入していれば、Prime Videoも「Echo show 5」で視聴することができます
。Amazonの製品なので、Amazonが提供しているサービスとの相性は抜群です。
スマートスピーカーを購入するなら、加入しておいて損はしないですね。
音声操作のみで再生する場合、何が見れるか把握したうえで視聴する使い方になります。
Youtubeの視聴
アレクサは、Youtubeの再生にも対応しています。キッチンに「Echo show 5」を置いて、レシピ動画を見ながら作るのは、モニターが斜め上に向いているから便利だと妻が言っていました。
ただし、音声操作で早送りなどはできないため、タッチパネルを操作して、視聴する動画を選択して再生する方法しかありません。Youtube再生機能に関しては、スマホで見るのと変わらない気がします。
みまもりカメラとして利用!設定と使い方
。使い方はかなり簡単です。
使い方
- カメラ機能をONにしておく(物理的なスライド)
- スマホにアレクサアプリをインストール
- アプリを起動
- 通話メニュー「呼びかけ」を開く
- 映像を表示させたり「Echo show 5」を選択
これだけで、「Echo show 5」カメラを使って、外出先から家の状況を確認することができます。画角が斜め上に向くので、出かける前にみたい方向が映っているかチェックしておいてください。
実際に表示させてみた映像です。かなり鮮明に外出先から室内の映像を見ることができます。
「Echo show 5」は角度調整ができないのがデメリットでもあるのですが、見守りカメラとしても利用したいなら専用スタンドを一緒に購入しておくと便利です。
ちなみに、高齢の両親へのプレゼントとしてもオススメです。
「Echo show 5」を渡しておけばビデオ通話を簡単にすることができます。相手はモニターに表示される応答ボタンを押すだけなので操作難易度もかなり低いです。
「Echo show 5」同士での通話も可能。「アレクサ。○○にビデオ通話をかけて」といえば、音声操作で発信してくれます。アレクサアプリを使って相手に電話をかけることも可能です。
不安に感じる人も、「Echo show 5」は物理的にカメラのシャッターを閉じれるので安心です。もちろんカメラ機能は絶対に乗っ取られたりウイルスを仕込まれたりしないとは言い切れませんので、購入後に気になる方はOFFにしておいてください。
スマートデバイスを音声操作
電気・テレビ・エアコンなど、様々な電化製品を音声操作するためにも利用できます
。スマートホーム化と言われたりしますが、最近は音声操作に対応している家電も増えてきています。
「Echo show 5」で「アレクサ。電気付けて」と言えば、リビングの全ての電気が点灯。「アレクサ。電気消して」と言えば消灯操作が可能です。エアコン・扇風機などリモコンや手動操作が必要なものも音声操作できます。
テレビは、テレビのON/OFF。チャンネル操作・音量操作にも対応。全て操作しやすい名前で登録しておけばOKです。
「アレクサ。いい感じの照明にして」と言えば、ちょっとムードのある間接照明環境なんかも作れたりします。やりたいことによって必要なものが変わってきますが、「Echo show 5」以外に以下の商品が必要です。
製品名 | スマートリモコン | スマートプラグ | スマート照明 |
画像 | |||
用途 | 赤外線通信のリモコンを登録し、音声操作したい人はこれ。 | アナログスイッチが付いているライト・加湿器・扇風機などを音声操作でON/OFFしたい人。 | 照明そのものを音声操作し、光の明るさや色まで操作したい人はこれ。 |
価格 | 約4,000円 | 約2,000円 | 約4,000円 |
時計・タイマー機能(目覚まし時計としても)
「Echo show 5」に「アレクサ。何分タイマーをかけて」「アレクサ。明日〇時に起こして」と言えば、簡単にタイマー機能が利用できます。
待ち受け画面の画像は、自由にタッチパネルを使って変更することができます。AmazonPhotoと連動させれば、自分の好きな写真を表示させて、Photoパネルのような使用も可能です。
ネット検索・ショッピングも音声で
ネット検索は、スマホの音声検索と同じです。「アレクサ。〇〇で検索して」といえば、検索結果を表示してくれますし、質問形式で尋ねれば「Echo show 5」のAIが答えてくれるので、かなり便利です。
Amazonショッピングでも「アレクサ。○○をカートに入れて」と言えば、以前購入した履歴からカートに入れたりしてくれます。
クックパッドでレシピ確認用
「Echo show 5」で料理をするときにクックパッドレシピを表示している人も多い
ようです。ただ、音声操作で上手くレシピが探せなかったという声もあり、デリッシュキッチンのほうが使いやすかったと言われている人もいます。
ここは好みもあると思いますので、自分が使いやすいと感じるほうを使えば問題ないですね。
「Echo show 5」を1年使って分かったデメリット
しばらく使ってきて分かったデメリットも紹介します。
付属説明書だけではスキルがほぼ不明
「Echo show 5」に付属されている説明書を読んで分かるのは、基本的な初期設定のみ
です。これはちょっと優しくないですね。
本気でAmazonの公式ページを自分で検索して使い方を勉強しないと、豊富なスキルを使いこなせないと思います。
音声認識の感度が少し低め
周りの環境がうるさいと「アレクサ」といっても反応してくれないことがあります
。「Echo show 5」の場合、上に小さなマイクが2つ搭載されていて、音を拾う方向にも影響が出ているのかなといった感じです。
違う部屋から呼びかけるのは、そもそも用途的におかしいと思うので除外するとしても、マイク感度の良し悪しは若干ブレ幅がありそうです。
スピーカー位置が下にあるため、少し高い位置に置く必要がある
スピーカーが搭載されているのが本体の下。方向も下向きの音が出るように設計されているようです。音の広がりを感じたい場合、周りに物を置いてふさいでしまうと少しこもる感じの音になります。
「Echo Show5」の外観レビュー
カラーバリエーションは、サンドストーンとチャコールの2色。ほぼほぼ見た目はブラックとホワイトです。
上部には、ボリュームコントロールやカメラの開閉シャッターが搭載されています。背面には給電用の端子とイヤホン接続端子を搭載しており、外部スピーカーに接続することも可能です。
底面部分の網目状がスピーカー。滑り止めもしっかり付いているので、安定感もあります。
他のAmazon Echoシリーズと比較
ラインナップは豊富にありますが、大きく分けると3種類。音楽のみを楽しみたい人におすすめのスピーカータイプ・映像も楽しみたいディスプレイ搭載式・車でアレクサを利用したい車内用です。
商品 | Echo Show5 | Echo Show8 | Echo Show10 | Echo Dot | Echo Pop | Echo Auto |
画像 | ||||||
用途 | コンパクトサイズで、どこにでも起きやすいスマートスピーカー。モニター付きで、できることも多い。 | サイズが大きくなり、高音質スピーカーも搭載。動画の視聴もメインで楽しみたい人に。 | 自分の声に反応して自動でディスプレイが350°回転する最新機器。ながらの通話・ビデオ視聴に最適。 | 球体でおしゃれなスマートスピーカー。デジタル時計付きか無しかで価格が異なる。ベッドサイドにおすすめ。 | 高音質のサウンドを楽しみたい人におすすめ。もちろんアレクサの機能も使えます。 | 運転中にハンズフリーで通話や音楽再生可能。マイク非搭載の車でもアレクサが利用できるようになります。 |
価格 | 8,980 | 14,980 | 29,980 | 7,480 | 5,980 | 4,980 |
モニターサイズ | 5.5インチ | 8インチ | 10.1インチ | ー | ー | ー |
外部スピーカー | 3.5 mm ライン出力 | 3.5 mm ライン出力 | ー | ー | 3.5 mm ライン出力 | 車内スピーカーに接続可能 |
温度センサー内蔵 | ー | ー | ー | 〇 | ー | ー |
Amazon Photo | 〇 | 〇 | 〇 | ー | ー | ー |
EchoAutoの互換性について
アレクサを使うなら通信環境の安定は必須
我が家にあるアレクサは2台・リビングと寝室です。
以前は、ルーターをリビングに設置していただけなので、寝室の通信環境が不安定で「アレクサ・アレクサ」といくら話しかけても動かなかったことがあります。
インターネットを使うガジェットなので通信環境の安定化は必須です
安定化のために導入したのが、メッシュWiFiの環境。下記のリストに当てはまる方は一度チェックしてみることをオススメします。
ポイント
- ルーターから離れた部屋でアレクサを使いたい
- WiFiを家のどこでも安定させたい
- 有線接続したい機器が別の部屋にある
-
TP-Link「Deco M4」長期使用レビュー!メッシュWiFiで快適な通信環境を作る
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「Echo show 5」と一緒に揃えたいスマートデバイス
スマートホーム化を目指す人は、スマートデバイスも一緒に購入する必要があります。
こんな感じでスマートホーム化しています
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まとめ
今回は「Echo Show 5」しばらく使ってきた使用感やできること。便利なスキルの設定などをお伝えしました。アレクサを使いこなして、スマートホーム化すれば、朝の時間やちょっとしたながら作業も一機に効率化することが可能です。
いつも忙しい生活を送っている人ほど、生活がシンプルになるので、買って損はしないガジェットだと思います。