今回は、2021年11月に発売されたDIGIFORCEのSwitch用「WirelessController」を提供していただいたのでレビューしていきます。
純正プロコンは、高いのに壊れやすいことで有名。安い商品を探すと出てくるのは中華メーカーが多いことにお気づきだと思います。
そんな中、今回レビューするのは日本メーカー「DIGIFORCE」が販売する商品です。
外箱から日本語で説明が書かれていたので、日本メーカーの安心感を個人的に感じます。
さっそくですが、2週間程使ってみた感想をまとめると
ポイント
- 握りやすく・持ちやすい
- ワイヤレスで振動対応なのに軽い
- 純正プロコンより価格が安い:3,499~4,000円
- 4つの背面ボタンもかなり便利
プロコン欲しいけど、純正プロコンは高いから、安くていい商品ないかなと探している方は、是非参考にしていただければと思います。
注意ポイント
NFC機能・イヤホンジャック・HD振動・モーションIRカメラは搭載していません
提供:株式会社デジフォース
DIGIFORCE スイッチ コントローラーの同梱物
まずは同梱物の確認です。
製品本体
充電用のケーブル:2m
マニュアル:しっかり日本語で書かれています。
DIGIFORCE スイッチ コントローラーのスペックをプロコンと比較
次に純正プロコンとスペックを比較してみたいと思います。
項目 | 本製品 | プロコン |
画像 | ||
価格 | 3,499~4,000円 | 7,678円 |
HD振動 | ー(振動機能はあり) | 〇 |
ジャイロ・加速度センサー | 〇 | 〇 |
NFC機能 | ー | 〇 |
充電/駆動時間 | 2時間/12~18時間 | 6時間/40時間 |
連射機能 | 〇 | ー |
背面ボタン | 4つ | ー |
重量 | 196.5g | 246g |
サイズ | 15.2 x 10.3 x 6.2 cm | 15.2 x 10.6 x 6 cm |
純正プロコンは安くなっても7,000円弱と高額ですが、本製品はその半額程
で購入できてしまうのは大きなが魅力。ただし、振動機能がHD振動ではなく、アミーボを使いたい方は対応していない点に注意が必要です。
充電時間は、2時間の充電で約12時間~18時間遊ぶことができます。電池残量が減ってくると、ちゃんとゲームプレイ画面上にバッテリーが減っている表示が出ますし、有線接続で遊べるので長時間プレイする人も心配はいりません。
連射機能やプログラミング可能なマクロボタンも4つ搭載しているのは、プロコンには無い機能です。サイズは、本製品が若干縦に短い程度で違いはほぼありませんが、重量は純正プロコンより50gも軽いのも大きな違いですね。
コントローラーの外観
次にコントローラーの外観を見ていきましょう。
カラーバリエーションはブラック一色。
質感は、少しマットで、触るとサラサラした感じです。4,000円ほどの商品とは思えないほど、しっかり作られています。
電源を入れると、右側スティック部分とXYBAボタンのLEDが点灯します。
ちなみにこのLED。コントローラー下の太陽みたいな絵が書かれているボタンを押すだけで、調整することができました。その横は振動の調整ボタンです。調整が簡単ですね。
本体下に付いている∞マークのボタンはペアリングボタン。
ペアリング方法
Switchの「持ち方を変える」を開いて、ペアリングボタンを1秒長押し。
ペアリングモードになれが自動で接続してくれます。次回からはホームボタンを押すだけでOK。
中央には、スイッチをスリープから復帰させることもできるホームボタン・スクショボタン・連射機能・プラス・マイナスのボタンが搭載されています。
LRボタンは上は通常の形ですが、ZLRはカーブしているタイプ。
奥まで押し込むのに多少遊びがありそうです。
上部にあるUSB TypeCに接続して、充電・有線で遊ぶこともできます。
そして、背面には、マクロが組める背面ボタンが4つ搭載されています。
一部のボタンがグリップ部分にあるので、持ち方で操作に影響が出そうな部分です。
本体グリップは、ゴムではなくプラスチックっぽい素材なんですが、実際に握ってみるとしっかりグリップできました。
操作方法と使用感
つづいて本製品をスイッチに接続して遊んでみた感想です。
まず、最初に感じたのが、軽くて持ちやすいこと。純正のジョイコンコントローラーと比較しても、グリップ感がよく、操作もしやすく感じました。
以前小さいコントローラーをレビューしたことがあったのですが、僕のような大人の男性の手のサイズの場合、やっぱりこれくらいの大きさがあっていると思います。
ボタンの押しやすさで言えば、XYBAボタンは大きくなるので、ジョイコンより圧倒的に押しやすくなります。ただ、ZLRボタンの形状は、押しやすさの好みが分かれるかもしれません。
背面のマクロボタンですが、アナログスティックから親指を話さずに十字キーを押すなどの設定ができるので、背面ボタンは便利だなと感じました。
マクロ割り当て方法
割り当てたいマクロボタンを押しながら連射ボタンを押すと、右側アナログスティックの色が変わるので、その状態で登録したいボタンを押し、最後に登録したいマクロボタンを押せば登録完了です。
登録可能なボタンは「XYBA・L・R・ZL・ZR・LS・RS・十字キー」です。
Switchでフォートナイトをプレイしている方は、このマクロでキー割り当てしたら使いやすそうですよね。
ただ、背面ボタンがあるので、中指まで使ってしっかり握りしめることはできません。背面ボタン無しをずっと使ってこられた方にとって、若干の慣れは必要かな。
連射機能についてもお伝えしておきます。任意のボタンを連打しなくても連射してくれる機能ですが「秒5回・秒12回・秒33回」の3段階で調整することが可能です。
あと、ずっと使っていて「なんか違うなぁ」と感じた点ですが、純正ジョイコンと比較すると、ジョイスティックが少しだけ重たくなります。
あと気になる方もおられるかもしれませんので、デッドゾーンも見てみたのですが、狭くはないなという印象を持ちました。
反応させずにチェックするのも、結構大変ですけど、スティックを倒して反応しだすのがこれくらい倒してからです。1mmくらいかな。
まとめ
今回はDIGIFORCEのSwitch用「WirelessController」をレビューしました。最後に、使ってみて感じた良かった点と気になる点を紹介します。
良かった
- 握りやすく・持ちやすい
- ワイヤレスで振動対応なのに軽い
- 価格が安い
- シンプルなデザイン
- 4つの背面ボタンもかなり便利
気になる
- スティックがほんの少し重たくなる
- デッドゾーンは感じる人は感じるレベル
- カラーバリエーションは1色
- 背面ボタンの位置は慣れが必要
この商品は
という人にはおすすめしないですが
そんな人にはオススメの商品です。
ちなみにレビュー時点の価格は、3,499円ですが今後価格が上がる可能性があるそうですので、気になる方は早めにチェックしてみてください。