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圧倒的な没入感とパフォーマンスを体験!Alienware m18 ゲーミングノートPC徹底レビュー

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PCゲームの進化は目覚ましく、より美しいグラフィック、より複雑なゲームシステムが求められるようになりました。

びえん
びえん
いったいどこまでスペックが必要になるんだ・・

そんな中、ゲーミングノートPCもデスクトップPCに匹敵するほどの性能を持つ機種が登場しています。今回ご紹介するのは、まさにそんな性能をもったDellのAlienware m18 ゲーミングノートPCです。

圧倒的な大画面とハイスペック、そして細部までこだわり抜かれたデザインは、ゲーマーだけでなくクリエイターをも魅了する一台と言えます

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18インチの大画面がもたらす圧倒的な没入感と快適なゲーム体験

Alienware m18の最大の特徴は、何と言っても18インチという大画面ディスプレイ。解像度も2560x1600(QHD+)と高く、精細で美しい映像を楽しめます。

一般的な15.6インチのノートPCと比べると、その差は歴然。ゲーム画面の情報量が格段に増え、より深くゲームの世界に没入できます。

さらに、DCI-P3 100%という広い色域をカバーしており、ゲームだけでなく動画編集などのクリエイティブワークにも最適です。

今回レビューで使用した構成は、インテル® Core™ i9-14900HX、NVIDIA® GeForce RTX™ 4070、32GB DDR5メモリ、1TB SSDという構成でしたが、多くのゲームを高画質設定で快適にプレイできました。Alienware m18は、最大でインテル® Core™ i9-14900HXプロセッサー、NVIDIA® GeForce RTX™ 4080グラフィックスという、現行最高クラスのスペックも搭載可能です。

スペックはコチラ

スペック詳細(レビュー機)

  • インテル Core i9-14900HX プロセッサー (36 MB キャッシュ, 24 コア, 32 スレッド, 最大 5.8 GHz)
  • Windows 11 Home
  • NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 (8 GB GDDR6)
  • 32 GB DDR5 (2 x 16 GB, 5600 MT/s, デュアルチャネル)
  • 1 TB M.2 PCIe NVMe SSD
  • 18.0インチ Quad HD+ (2560X1600) 165Hz ディスプレイ
  • サイズ 高さ:26.70 mm 幅:410.30 mm 奥行き:319.90 mm
  • 最大重量:4.23 kg

ちなみにアダプターは巨大です。

本体重量と合わせると5㎏は超えるので、持ち運びたいという人は要検討かもしれませんね。

 

細部までこだわり抜かれたデザイン

Alienware m18は、単に高性能なだけでなく、デザインにも強いこだわりが見られます。

デザインの特徴

「レジェンド3.0デザイン」と呼ばれている外観は、洗練された印象を与えます。

アルマイト加工ダークメタリックムーンのアルミニウム素材

アルマイト加工は、アルミニウムの表面を酸化させて耐久性を高める処理です

。これにより、傷や腐食に強くなり、美しい外観を長く保つことができます。

また、金属特有の質感とダークメタリックムーンの色合いがいい高級感。アルマイト加工自体は指紋が付きにくい処理ではあります。素材の色味や表面の微細な凹凸など、複合的な要因で目立ちやすくなっている可能性が考えられます。

 

レジェンド3.0デザイン

レジェンドデザインは、Alienwareのデザインコンセプトで、3.0はその最新版。未来的で洗練された外観が特徴です。

具体的には、無駄を削ぎ落としたシンプルなライン、幾何学的な形状の組み合わせ、そして光の演出などが挙げられます。これにより、所有する喜びを感じられるだけでなく、他のゲーミングノートPCとは一線を画す存在感を放ちます。

 

光るエイリアンロゴ

Alienwareの象徴とも言えるエイリアンロゴが、電源を入れると美しく光ります

また、Alienware Command Centerソフトウェアと連携することで、ロゴの色や光り方をカスタマイズすることも可能です。これにより、自分だけの個性を表現することができます。

 

ソフトエッジ加工

ソフトエッジ加工は、筐体の角を丸く滑らかに仕上げる処理です。これにより、手に持った際に角が当たらず、快適に持ち運ぶことができます

また、見た目にも優しい印象を与えます。特にAlienware m18は大型のノートPCであるため、このソフトエッジ加工は持ち運びやすさに大きく貢献していると言えるでしょう。

 

Vレールエッジデザイン

Vレールエッジデザインは、ディスプレイを開閉する際に、ディスプレイとパームレストの間にV字型の隙間を作るデザイン

です。これにより、ディスプレイの開閉がスムーズになり、パームレストの快適性も向上します。特に大型のディスプレイを搭載するAlienware m18では、ディスプレイの安定性を保ちながらスムーズな開閉を実現するために、このデザインが重要な役割を果たしています。

 

快適な操作性を実現するキーボードとポート類

キーボードは、薄型ながらも打ちやすく、フルテンキーも搭載しているため、ゲームだけでなく普段使いにも適しています

オプションでCherryメカニカルキーボードを選択することも可能です。

搭載ポート

ポート類も豊富で、Thunderbolt™ 4、USB Type-A、HDMI 2.1、Mini DisplayPortなど、必要なものは全て揃っています。

  • Type-C USB 3.2 Gen 1ポート
  • Type-Cポート x2 (Thunderbolt™ 4.0、USB4、DisplayPort 1.4、15W Power Delivery機能)
  • Type-A USB 3.2 Gen 1ポート x3 (うち1ポートはPowerShare対応)
  • HDMI 2.1出力ポート
  • Mini DisplayPort 1.4
  • SDカードスロット
  • RJ-45 Killer™ Ethernet E5000 5Gポート
  • グローバルヘッドセットジャック

映像出力が2つ、TypeCも活用すれば3つ搭載。

さらにTypeCポートは全部で3つあるので、最近の周辺機器が豊富に利用できます。

 

各種ベンチマーク結果

ストレージやCPU、グラフィックのBenchmark結果です。

CrystalDiscMark

CrystalDiscMarkはSSDの読み書き転送速度を計測するベンチマークです。

読込速度が7000MB。書き込みが5000を超えるのは、かなり高速ですね。

 

3DMark

グラボのBenchmarkソフトを試した結果です。

Fire Strike

Fire StrikeはDirectX 11ベースのベンチマークなので、過去の世代のグラフィックスカードとの比較に適しています。

このスコアは、前世代のRTX 3070 Laptopと同等か、若干上回る程度の性能を示しています。DirectX 11世代のゲームは非常に快適にプレイできます。

Time Spy

Time SpyはDirectX 12ベースのベンチマークであり、より最新のゲーム環境に近いスコアを測定できます。

このスコアは、RTX 4070 LaptopがDirectX 12世代のゲームにおいても十分に高いパフォーマンスを発揮できることがわかります。

 

今後のゲームへの対応力も期待できる?

びえん
びえん
Time Spyのスコアが高いことは、今後登場するDirectX 12世代のゲームにも、ある程度余裕を持って対応できることが期待できる製品です

 

シネベンチ

シネベンチはCPUの性能を検証するベンチマーク。

マルチコア性能

24210というマルチコアスコアは、非常に高い性能です。

Cinebench R23はCPUのマルチスレッド性能を測るベンチマークであり、このスコアが高いほど、複数のコアやスレッドを効率的に活用できることを意味します。

シングルコア性能

2029というシングルコアスコアも、非常に良い数値です。

Cinebench R23のシングルコアテストは、CPUの1つのコアの性能を測るもので、このスコアが高いほど、日常的なウェブブラウジング、オフィス作業、そして一部のゲームなど、単一のスレッドで動作する処理が高速になります。

 

FF14ベンチマーク

「とても快適」の評価であれば、ゲーム内のほとんどの場面でスムーズな動作が期待できます。大人数での戦闘や、エフェクトの多い場面でも、フレームレートの低下をあまり気にすることなくプレイできます。

 

FFXIVベンチマークの評価基準はアップデートによって変更される可能性がありますが、一般的には以下のような基準となっています。

  • 15000以上: 非常に快適
  • 11000~14999: とても快適
  • 8000~10999: 快適
  • 5000~7999: 普通
  • 3000~4999: やや重い
  • 3000未満: 動作困難

FF15ベンチマーク

FF15ベンチマークが重たいことで有名という点を考慮すると、スコア8791、快適評価(2560x1600、高品質)は非常に良好な結果と言えます。お使いのPC環境は、FF15を十分に快適にプレイできるだけでなく、過去のハイエンド構成を大きく上回る性能を持っていると言えます。

 

ゲームプレイの検証

ApexとFF14をプレイしてみました。

どれも18.0インチ Quad HD+ (2560X1600) 165Hz ディスプレイというフルHDよりも高画質な環境です。

Apex

平均200前後、最大264FPS、最低149FPSという結果は、RTX 4070 LaptopとCore i9-14900HXの組み合わせで、2560x1600解像度においてAPEX Legendsを非常に快適にプレイできることを示しています。

ノートPCでのプレイでは、ディスプレイの最大リフレッシュレートが165Hzなので、それ以上出ても意味はありません。

高リフレッシュレートモニターと組み合わせることで、最高のゲーム体験を得られます。

 

FF14

8人パーティでの戦闘、エフェクトは全てONにして、かなり激しい映像でのプレイを楽しみました。

全くラグもなく、全て綺麗に表示してくれます。FF14程度の負荷であれば、全く問題ありませんでした。

 

便利なソフトウェア Alienware Command Center

Alienware m18には、「Alienware Command Center」という専用ソフトウェアがプリインストールされています。

このソフトウェアでは、パフォーマンスのプリセット変更、オーバークロック、ファンの制御、ライティングのカスタマイズなど、様々な設定を行うことができます。

特に、オーバークロックはボタン一つで簡単に行えるため、初心者でも安心して利用できます。

冷却性能と静音性はどう?

高負荷なゲームをプレイする上で気になるのが、冷却性能と静音性です。Alienware m18は、「Alienware Cryo-Tech™」と呼ばれる高度な冷却システムを搭載しており、高負荷時でも安定した動作を維持します。

また、今回のレビュー機では、高負荷時にCPU温度が一時的に100℃近くまで上昇する場面が見られました。これは個体差の可能性もありますが、今後の改善に期待したい点です。

ただ、高負荷時にはファンの音が大きくなる点は否めません。

同時購入でさらに快適なゲーミング環境を

今回、Alienware m18と同時に「Alienware Tri-Modeワイヤレスゲーミングヘッドセット - AW725H」と「Alienware Proワイヤレスゲーミングマウス」も使用させていただきました。

これらの周辺機器と組み合わせることで、さらに快適なゲーミング環境を構築できます。

Alienware Tri-Modeワイヤレスゲーミングヘッドセット - AW725H

このヘッドセットは、Dolby Atmos®による立体音響が特徴で、ゲームへの没入感をさらに高めてくれます。

  • 音の定位感がいい
  • 側圧は若干強め
  • マイク音質は普通(収納できるようになっているのは便利)
  • ボリュームコントロールは操作しやすい
  • 見た目がカッコいい

また、ワイヤレス、Bluetooth、有線接続の3つの接続方法に対応しており、様々なデバイスで使用可能です。

快適な装着感と長時間バッテリーも魅力です。

もちもちしているので、長時間つけても嫌な感じはしませんでした。

Alienware Proワイヤレスゲーミングマウス

このマウスは、プロゲーマーとの共同開発によって生まれた、高性能ゲーミングマウスです。

  • 見た目や操作した感じは Logicool PROと似てる
  • 60gと軽量
  • マウスのクリック感はカチカチとしっかり音がする
  • 裏面のソールはよく滑る
  • DPI変更ボタンが裏面なのが個人的には使いにくい
  • スクロールは、こりこりと動くが軽め(無限スクロールにはならない)
  • ボタンは、左に2個・右左クリック・スクロールの押し込みや左右

ワイヤレスで4KHz、有線で8KHzという高いポーリングレートが特徴で、非常に滑らかな操作感を実現しています。

軽量設計で長時間のゲームプレイでも疲れにくいのも嬉しいポイントです。ただし、DPIなどを変更するボタンが裏側にあるのは、若干使いづらいと感じました。

まとめ

Alienware m18は、18インチの大画面、ハイスペック、洗練されたデザイン、そして便利なソフトウェアと、ゲーミングノートPCに求められる要素を全て兼ね備えた一台です。

良い点

  • 18インチの大画面ディスプレイ
  • ハイスペックによる快適なゲームプレイ
  • 洗練されたデザイン
  • 豊富なポート類
  • 便利なソフトウェア Alienware Command Center

気になる点

  • 高負荷時のファンの音
  • 高負荷時のCPU温度
  • 重量が重く固定して家で使うのに適しています

価格は高めですが、最高のゲーミング体験を求める方には、間違いなくおすすめできる製品です。

特に、大画面でのゲームプレイを重視する方、クリエイティブワークも行う方には最適。同時購入できるヘッドセットとマウスも合わせて導入すれば、まさに最強のゲーミング環境が手に入ります。この記事が、Alienware m18の購入を検討している方の参考になれば幸いです。

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