最高の転送速度環境にできる「PCIe4.0・Gen4」対応のM.2SSD商品の中からおすすめを紹介
します。
最新世代のCPUを使って自作PCを組んでいる人、もしくはこれから自作PCを組もうと考えている人はGen4対応構成にして損することは絶対にありませんよ。
そこで、この記事では、今Gen4・PCIe4.0を購入する意味があるのか、購入する場合どこを比較すればいいのかも含め紹介していきますので参考になれば幸いです。
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M.2SSD | SSD |
「PCIe3.0・PCIe4.0」M.2SSDのスペックを比較
実際に規格が変わって大きく変化した部分、これからの考え方を書いています。
※主観の部分もあるので、あくまで参考にしてください。
「PCIe4.0・Gen4」対応のM.2SSDは秒速5GB!
「PCIe4.0・Gen4」対応のM.2SSDは、読み書き速度が圧倒的に早くなります。
2019年までの定番規格PCIe3(Gen3)M.2SSDでは、2500~3500MB/sだったものが、現状5000~5500程です。さらに上昇することも考えられます。
もし取り入れたとすれば、パソコンの起動速度・ソフトの使用環境・ゲームを入れた場合のゲームロード時間もかなり短縮できるということです。
かなり魅力的じゃありませんか?
今ではさらに高速のGen5対応製品も出てきています。
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商品開発・価格競争はこれから?
まだまだ、商品を製造販売しているメーカーが少ないため、価格競争・性能面での競争はこれから激化していくはず。その中で2020年以降ストレージ性能がさらに向上していくのは間違いない。
まだまだPCIe3(Gen3)M.2SSDと比較するとコスパがいいとは言えませんが、価格もだいぶ下がってきています。現状、最強最速の自作PC構成にしたい人に「PCIe4(Gen4)M.2SSD」はオススメの商品です。
チップの発熱や消費電力は?
公開されているデータによると消費電力は、高負荷時で約平均7~9W程
。読み書き速度が速くなるほど電力消費量は上昇していきます。
当然温度も上がりますね。ヒートシンクが付属している商品にするか、マザーボードのヒートシンクを使えば、だいたい60℃弱くらいに抑えられそうです。
PCIe3(Gen3)M.2SSDと比較して発熱・消費電力は上昇気味。転送速度を爆速にするかわりに、デメリットもあるということですね。熱対策は必須そう・・。
利用するにはGen4対応CPUとマザーボードが必要
現在Gen4 M.2を使用したい場合、対応しているのはAMDのCPU・Intelは第11世代以降のCPUに加えて、対応したマザーボードが必要です。
注意ポイント
マザーボードにM.2スロットが2つあっても、片方しか対応していない場合もあります。
AMD系のCPUと合わせて利用できるマザーボードを下記の記事で紹介していますので、これから構成を考える人は参考にしていただければと思います。
PCIe4.0・Gen4対応おすすめ「M.2SSD」
では、2022年5月時点でおすすめできるM.2SSDを紹介します。
比較ポイント
- 読み書き速度
- 選べる容量の豊富さ
- ヒートシンクの有無
- 耐久性:TBW・MTBF(1TBモデルの数値を比較)
TBWとは?
TBWとは、SSDの推定寿命を表す数値で、600TBWと書かれていれば「600TB書き込んだら、だいたい寿命ですよ。」という意味になります。
MTBFとは?
MTBFとは、平均故障間隔を表す時間です。だいたい、どれくらい使いつづけると故障する可能性があるのかの参考にできますが、公表してくれているメーカーが少ないのが残念ですね。
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項目 | スペック |
読み書き速度 | 7300/6900MB(容量により異なります) |
容量 | 500GB・1TB・2TB・4TB |
ヒートシンクの有無 | ありと無し両方 |
TBW | 1800TBW |
MTBF | 180万時間 |
価格 | 23,212円 |
耐久性を売りにしている商品で、FileCuda520から継続して使用している商品です。
PS5にそのまま取り付けられるヒートシンクモデルは、自分でつけるヒートシンクよりも冷却性が高いのが魅力。
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項目 | スペック |
読み書き速度 | 5000/4400MB |
容量 | 500GB・1TB・2TB |
ヒートシンクの有無 | 無し |
TBW | 1800 |
MTBF | 180万時間 |
耐久性が他社製品と比較しても圧倒的に優秀な商品。TBW・MTBFの公開数値もかなり高いうえに、普通は何万円もする3年間データを自分のミスで消したり・破損させた場合の復旧サービスも無料でついています。
大切なデータを守るという観点で選ぶならオススメの商品です。ただし転送速度は、最新のFileCuda530に劣ります。
3位:ADATA LEGEND 840 ALEG-840-1TCS 安い
項目 | スペック |
読み書き速度 | 5000/4750MB |
容量 | 500GB・1TB・2TB |
ヒートシンクの有無 | 有り |
TBW | 650 |
MTBF | 200万時間 |
ヒートシンクが搭載されているマザーボードと一緒にコストを抑えて購入したい人向けの商品
です。
PS5の推奨である読み込み5500MBをクリアしてないですが、動作は確認済みとのことでした。
4位:サムスン 980 PRO MZ-V8P1T0B/IT 高速転送と耐久性
項目 | スペック |
読み書き速度 | 7000/5000MB |
容量 | 500GB・1TB・2TB |
ヒートシンクの有無 | 無し |
TBW | 600 |
MTBF | 150万時間 |
転送速度の速さと人気。そして耐久性を比較できる数値も公開されているのがポイント
。MTBFも150万時間、普通に使っていて壊れることは少ないと判断できます。
Gen4対応商品の中でも利用者が比較的多い印象なのも安心できるポイントかなと思います。
5位:WD_Black SN770 NVMe WDS100T3X0E
項目 | スペック |
読み書き速度 | 5150/4900MB |
容量 | 1TB |
ヒートシンクの有無 | あり |
TBW | 600 |
MTBF | 非公開 |
速度はほどほど、コスパは最高。
6位:GIGABYTE AORUS HD2596GP-ASM2NE6100TTTD 耐久性・速度も速い・・
項目 | スペック |
読み書き速度 | 5000/4400MB |
容量 | 1TB・2TB・4TB |
ヒートシンクの有無 | あり |
TBW | 1800TB |
MTBF | 177万時間 |
熱伝導率の高い銅製品のヒートシンクを搭載したPCIe4対応M.2SSD。転送速度も速く、耐久性とのバランスもかなりいいと思います。
ただし、ヒートシンクがついていて、外してしまうと保証対象外になってしまうのがネックです。マザーボードにヒートシンクが付いていると使えない・他のパーツに干渉してしまう可能性があるため、ランキングは下位にしています。
7位:Corsair MP600 CORE 1TB NVMe PCIe M.2 SSD 大容量を購入するならおすすめ
項目 | スペック |
読み書き速度 | 4950/3800MB |
容量 | 1TB・2TB・4TB |
ヒートシンクの有無 | 無し |
TBW | 225TB |
MTBF | 180万時間 |
放熱性の高い大型ヒートシンクを搭載。チップ部分だけでなく、基盤全体をしっかり覆うデザインのヒートシンクです。4TBが販売されているのもポイントですね。
冷却性能も高いのですが、他の商品と比較するとそこまで特徴らしい特徴はないかなと思います。TBWも少し低めなのがネックかも。
まとめ
使える構成は限られていますが、PCIe4.0・Gen4対応のM.2SSDは、Ryzen5の第3世代を使って自作PCを組もうと考えている人におすすめできます。
最速の転送速度を試してみたい人は、検討してみましょう!PCIe3.0・Gen3対応のおすすめM.2SSDは以下の記事で紹介していますので、見てくださいね。