GALLERIA RM5C-G60Sをレビューします。
結論からお伝えすると、144Hz対応のフルHDやWQHDゲーミングモニターを使用している人。重たいゲームは最高設定じゃなくて60FPS程度で遊べればいい人におすすめできるエントリークラスのゲーミングPCです。動画編集も難なくこなしますし、ストレージが1TBあるのも便利。必要ならカスタムして購入できます。
検証したゲームリスト
この記事では、ゲーミングパソコンのスペックと特徴。各種ベンチマーク結果やゲームプレイ時のFPS数値や動画編集・配信が可能か検証した結果をお伝えします。
購入前の参考にしていただけば幸いです。
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この記事はサードウェーブ様よりパソコンをお借りして作成しています
GALLERIA RM5C-G60Sのスペックと特徴
※上記製品は2023年8月2日時点の価格と構成になります。
コスパ・性能もいいCore i5-13400F
グラフィック機能が搭載されていない13世代のインテルCPU。10コア/16スレッド。
コスパが良く、ゲーム性能もかなり高いので、いろんなゲーミングパソコンに搭載されていることが多い製品です。
メモリ・ストレージは少し前の型
メモリはDDR4-3200が16GB搭載。カスタマイズで容量を追加して注文できます。
ちなみに搭載されているマザーボードは、DDR5メモリに対応していません。
ストレージはGen3対応1TBを搭載。レビューした製品にはインテル製が搭載されていました。
ストレージ転送速度は、後ほどベンチマーク結果で紹介します。
Gen4の読込7000MB/sに換装することはできますが、最新のGen5 M.2SSDは対応していないマザーボードなので注意。
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GALLERIA RM5C-G60Sの外観と内部
搭載されているマザーボードはMicroATXなので少しコンパクトなケースが使われています。
カラーはガンメタ。
サイズは、24インチのディスプレイと並べてこんな感じ。
デスク上に置いて、大きすぎると感じるほどではないと思います。
ケースの特徴は前のパネル枠部分が光ること。
斜め45度の前面ポートです。
前面ポートには、USB 3.2 Gen1 Type-A x4つと、オーディオ端子が搭載されています。
斜めのポートは、デスク下に置いたときに使いやすい。
側面パネルは片方のみ窓になっていて、少し中が見えます。
特に光るパーツは入ってません。
前から吸気して、上・背面・底面に風を出すエアフロー構造になっています。
壁にどちらかを近づけて設置してもいい設計になっているようです。
中を開けると、拡張性は高く、HDDなども追加可能です。
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GALLERIA RM5C-G60Sのベンチマーク結果
では各種ベンチマークの結果を紹介します。
3DMark
グラフィックのベンチマーク結果、FireStrikeが14,992。TimeSpyが6,346でした。
グラボの性能である程度ゲーム性能は決まります。
以下の表を参考に選ぶのもオススメです。
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これは、他のグラボとの比較表を見てもらったほうが分かりやすいと思いますが、GTX1660SUPERはかなり下のほうです。
性能はRTX3050と、そこまで差がないといった感じですね。
PCMark 10
PC全体のスコアを出してくれるベンチマークです。
全体のスコアは6,936。
Essentials | 9745 |
Productivity | 9222 |
Digital Content Creation | 10078 |
- 「Essentials」はパソコンの基本性能・速度
- 「Productivity」は事務系ソフト
- 「Digital Content Creation」は画像編集などのクリエイティブソフト
CrystalDiscMark
搭載されているストレージのベンチマークです。
Gen3のストレージなので、普通にスピードは出ています。
シネベンチR23
CPUのベンチマークスコアです。
マルチが13537。シングルが1733でした。
VRMark
VRゲームがプレイできるかのベンチマーク。
スコアは9337。一応最低ラインはクリアしているので、プレイは可能です。
ドラゴンクエスト10
ドラクエ10は最高設定フルHDで24191。
レインボーシックスシージ
レインボーシックスシージは超高設定です。
結果は平均200FPSを超えます。
FF14
フルHDの最高品質で、15868。
好きな設定でプレイ可能です。
FF15
フルHDの高品質で、快適。
最高設定ではなく多少設定の調整が必要です。
Cyberpunk2077
レイトレーシングがない、ウルトラ設定で平均50FPS程度でプレイ可能。
最高設定は厳しいですが、ある程度設定を落とせば快適です。
ストリートファイター6
一番高い設定にしてもスコアが93だったので、結構快適にプレイできそうです。
Foriza Horizon 5
結構重ためのレースゲームです。
ベンチマーク結果は80FPS。
意外と普通にプレイはできそうです。
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GALLERIA RM5C-G60S各種ゲームのFPS数値
ゲームのFPS数値は、フォートナイト・APEX・Cyberpunk2077で計測してみました。
フォートナイト
設定はほぼ最高にした場合。
平均46FPS
設定を落として、必要なものだけにした場合。
平均182FPSでプレイ可能です。
APEX
設定はこんな感じです。
余裕があるなら、もう少し上げてもいいかも。
訓練場で、空爆を発動後にシールドを出したときは、最低67FPS・平均156FPSでした。
通常のプレイ時になると、だいたい140FPS以上でプレイ可能で、平均は148FPSでした。
Cyberpunk2077
ウルトラ設定は、バイク移動中に平均60FPSには到達しませんでした。
平均47FPSです。
高設定なら平均62FPS。
高設定まで落とせば快適にプレイできそうです。
重たいゲームは、最高設定ではなく設定を少し調整してプレイできるといったイメージです
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ゲーム配信は1台で可能か
結論、1台のゲーミングPCだけでもいけました。
ソフト:OBS(配信/録画)
Youtube
配信設定:6000ビットレート/フルHD
実際にYoutubeでフルHD配信をしながらOBSの録画機能を使って、APEXをプレイしてみました。
結果、問題なくプレイ可能です。最後チャンピオンを取ったときも平均140FPSでした。
動画編集ソフトを使用した場合
AIを使った自動編集での快適さ、カット割り、エフェクトなどを検証してみましたが、特にカクつくことはありませんでした。
CPUの性能が低かったり、メモリが足りないとフリーズして落ちることがありますが十分使えるスペック。
書き出し速度も速かったので、快適でした。
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高負荷時の温度変化も検証
結論から言えば余裕で冷えます。
FF15のベンチマークを10分間ずっと回し続けたときの温度変化です。
最大はグラボが73・CPUが66まで上がり、それ以上は上がりませんでした。
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GTX1660SUPER搭載の他BTOと比較
価格順に並べています。OSは、全てWindows11です。
製品名 | 価格(リンク) | CPU | メモリ/ストレージ |
Lenovo |
|
インテル Core i5 12400F 6コア/12スレッド |
8GB 512GB |
ドスパラ
GALLERIA RM5R-G60S 4500搭載 |
公式サイト:109,980円 |
AMD Ryzen 5 4500 6コア/12スレッド |
16GB 1TB SSD |
FRONTIER
FRGAB550/M712/NTK |
公式サイト:112,000円 |
Ryzen 5 5600X 6コア/12スレッド |
16GB 512GB |
ドスパラ |
|
Core i5-13400F 10コア/16スレッド |
16GB 1TB SSD |
最近のエントリークラスのメインは、RTX3050や3060あたりが中心です。GTX1660SUPER搭載製品が少い。
GTX1660SUPERを搭載している中で比較するなら本記事でレビューしているGALLERIA RM5C-G60Sが価格相応にスペックもしっかりしているのでおすすめできます。
安さを求めるなら、メモリは8GBですが、12世代インテルCPUを搭載したLenovoもありかなといったところです。
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RTX3060を搭載した13万円以下で買えるゲーミングPC
エントリーモデルに少しでもスペックを求めるならRTX3060を搭載したゲーミングPCも要チェックです。
RX3060はGTX1660SUPERよりもかなり上のスペックを持ったGPUです。
製品名 | 価格(リンク) | CPU | メモリ/ストレージ |
arkhive Gaming Alliance |
|
Ryzen5 5500 6コア/12スレッド |
16GB 1TB - Kingston NV2シリーズ SSD M.2 (PCIEx Gen4 x4) |
マウスコンピューター |
|
AMD Ryzen 5 4500 6コア/12スレッド |
16GB 512GB SSD |
※価格はレビュー時点の価格です。最新価格はリンク先をご確認ください。
arkhive Gaming AllianceのゲーミングPCは、結構性能の高いCPU/ストレージ/GPUを積んでいて、ケースもかっこいい。
マウスコンピューターは安いんですが、CPUのゲーム性能は少し低めです。
まとめ
今回は、GALLERIA RM5C-G60Sをレビューしました。
特徴をまとめると
- ゲーム性能の高いCPUを搭載
- 動画編集・配信もこなせる
- ケースがコンパクト
- メモリ・ストレージは拡張可能
- 144FPSでゲームプレイ可能
- ストレージは1TBあれば十分
- 重たいゲームの高設定は厳しめ
- 4K動画の編集をサクサクしたいならメモリ拡張おすすめ
- レイトレーシング/DLSS非対応
- 最新規格のメモリやストレージに非対応
- 性能を求めるなら同価格帯でRTX3060搭載BTOが買える
BTOなので自分で最新規格のパーツに換装しようと思って購入する方は少ないと思います。
最高を求めるわけではなく、ある程度設定で工夫して快適にゲームプレイできればいい人にはおすすめできます。
ただ、デメリットでもあげていますがGTX1660SUPERは、使用できない機能も多いです。
エントリーモデルとはいえ、もう少しスペック上げたいなというかたは、RTX3060やRTX3060Tiあたりを搭載したゲーミングPCから選ぶと快適なのでチェックしてみてください。
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