今回は、無停電電源装置(UPS)としての機能も搭載したポータブル電源「BLUETTI EB3A」を紹介します。
そんな方におすすめの商品です。
しばらく使ってみた感想
ポイント
- シンプルに使いやすいポータブル電源
- 1台あると安心
- 機能的には十分
- UPSとして常時使えるのもいい
- 持ち手があり運びやすく軽い
- 人によってはバッテリー容量が不満かも
- ワイヤレス充電はおまけ?
はじめてポータブル電源を使ったんですが、シンプルにいい商品だと思います。
電気が落ちたら困るもの・アウトドアなど使用用途はたくさん
この記事では「BLUETTI EB3A」のスペック・使い方・良かった点・気になった点をお伝えしますので、購入前の参考にしていただければ幸いです。
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提供:BLUETTI
BLUETTI EB3Aのスペック
まず製品のスペックから紹介します。
スペック
製品名 | BLUETTI EB3A |
容量 | 268.8Wh |
定格出力 | 600W |
バッテリータイプ | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
重量 | 4.6Kg |
サイズ | 255×180×183mm |
充電温度 | 0-40℃ |
保証 | 2年保証 |
入力(充電方法)
AC充電 | 100V,430W Max |
PV充電 | 12V-28V,200W Max |
カー充電 | 12V/24V |
充電方法の種類です。
高速充電に対応しているので最短40分で70%まで充電することができます。
出力(出力方法)
AC出力 100V,Max 600W(サージ1200W) | 2 |
5521出力 12V/10A | 2 |
シガーソケット12V/10A | 1 |
USB-A出力 5V/3A | 2 |
USB-C Max 100W | 1 |
ワイヤレス充電 Max15W | 1 |
9つの出力と対応するワット数を表にしています。全て同時に使用することも可能。
最大出力600Wですが、場合によっては600Wから最大 1200W までの電化製品を動かすことも可能です。
※例:ケトルならお湯が沸くまでの時間が長くなるなど
BLUETTI EB3Aの特徴
ここからは「BLUETTI EB3A」の特徴を紹介していきます。
ワイヤレス充電に対応
スマホなど、ワイヤレス充電に対応している機器なら数値上は最大15Wでワイヤレス充電可能です。
安全性が高く高寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池
リン酸鉄リチウムイオン電池は、リチウムイオン電池の中で最も安全性が高いバッテリー
です。
サイクル寿命2500回以上で、コスパも良いバッテリーなのも売り。
バッテリー保護機能が豊富
電池を管理するシステムが多数搭載
されているのも特徴です。
- 高温保護
- 過電圧保護
- 低電圧保護
- 放電低温度保護
- 過電流保護
- 過負荷保護
- ショート保護
- 充電過電圧保護
8種類もの保護機能を搭載しています。
パススルー&無停電電源装置(UPS)
個人的に家庭で使用するなら一番嬉しい機能が、パススルーと無停電電源装置(UPS)機能です。
パススルーとは
コンセントからの給電をそのまま、電子機器へ流してくれる機能
無停電電源装置(UPS)とは
コンセントからの給電が止まった時に、バッテリーからの給電に自動で切り替えてくれる機能
他にも水槽や外で利用する人は簡易冷蔵庫などを繋いでおくと便利です。
アプリで簡単な操作が可能
BLUETTIアプリを使用すれば、バッテリー残量や、どの機器に、どれくらいのワット数で出力しているのか確認できます。
AC・DCのON/OFFやECOモードのON/OFFの切り替えなども可能です。
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BLUETTI EB3Aの外観
色は少しグレーがかったブラック。指紋が目立つような質感ではありません。
前面部分には、出力ポート・入力ポート類がそろっています。
右上にはLEDライトを搭載。
左右には排気の穴。
上部は持ち手とワイヤレス充電スペース。
BLUETTI EB3Aの使い方
基本的な使い方を紹介します
アプリをインストール
BLUETTI
Shenzhen Poweroak Newener Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
公式サイトに商品が届いたらアプリを使用して、最新バージョンにアップデートするよう記載されています。
- BLUETTIアプリをスマホにインストール
- Bluetooth機能をONにし、EB3AをON
- BLUETTIアプリを起動したらBluetoothに接続
- EB3Aのシリアル番号が自動的に表示されたら、確定ボタンを押す
- ホーム画面の横にある歯車のマークを一度押すと設定画面になり、一番下にある蓄電池バージョンアップがあれば押す
- バージョンアップ可能な場合はARM、DSPの項目を押す
何かアップデートがあれば表示される仕組みなのかもしれません
周波数に注意
日本は共有されている電力に周波数が設定されているようで、西日本と東日本で周波数が異なります。
50/60と書かれている製品は、そのまま使用できるようですが、周波数が異なると壊れてしまう製品もあるようです。
と教えていただいた点なので、お伝えしておきます
周波数の確認
メインモニターの右下あたりに50Hz・60Hzの記載があります。
間違った周波数でも、一部の機能は使えていましたが、パススルーやUPSは使用できませんでした。
周波数の変更方法
DCボタンとACボタンを2秒ほど同時押しして、離すと設定変更モードになり、Hzが点滅します。
その状態で、ACボタンを押すと周波数の切り替えが可能です。
設定完了後は、もう一度DCボタン・ACボタンを同時押しすれば完了。
充電時の音・無停電電源装置としての利用
満充電になっていない状態で、充電中は急速充電でなくても、動画のような音がします。
満充電の状態で下記の状況で使用していると、基本は回らないんですが、何かのタイミングで回りだすことがありました。
- コンセントに接
- 本体バッテリー100%
- iPhoneをワイヤレス給電
- PS5をコンセントに接続
常時100Wほど消費している状況です。
BLUETTI EB3Aのバッテリー稼働時間の目安
公式サイトにある稼働時間シュミレーターで調べたところ、600Wで出力した場合の稼働時間は21分です。
消費電力に対する稼働時間を表にしました。
10W(スマホの充電など) | 21時間46分 |
20W(LEDライトなど) | 10時間53分 |
50W(ノートPCなど) | 4時間21分 |
70W(ポータブル冷蔵庫など) | 3時間6分 |
100~200W(PS5・冷蔵庫など) | 2時間10~1時間5分 |
250W(デスクトップPCなど) | 52分 |
※数値はあくまでも目安です
自分が使いたい製品のW数と比較して、どれくらい使用できるかチェックしてみてください。
良い点と気になった点
最後に「BLUETTI EB3A」を使って見て良かった点と気になった点をまとめます。
良かった点
- 1台家にあると非常時に安心
- 600Wの出力も十分
- UPSとして常時使えるのもいい
- 持ち手があり運びやすく軽い
アウトドアで使えることを想定して作られている製品なので、やはり非常用として1台持っていると安心できます。
通常時は、UPSとしてコンセントに繋ぎながら使用しておき、アウトドアに行くときは外してもっていけば、いつでも充電100%ですしね。
気になった点
- 充電時にうるさい
- 満充電でパススルーで使用していてもファンが回ることがある
- ワイヤレス充電の範囲はシビア
- 周波数の切り替えもスマホで操作させてほしい
満充電になっていない状態だと、充電時にかなり大きな音でファンが回ります。
個人的には、スマホがどの向きで置いても反応してくれること・周波数の切り替えもアプリで操作できるようになれば、もっと便利かなぁと感じます。
まとめ
今回は、無停電電源装置(UPS)としての機能も搭載したポータブル電源「BLUETTI EB3A」を紹介しました。
コスパが良く、コンパクトでいろんな用途で使えるポータブル電源を探している人はチェックしてみてください。
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