完全ワイヤレスイヤホンの中でも今回は6,000円以下で購入可能。IPX7防水機能・ノイズキャンセル機能・外音取り込み機能搭載の「MUINE T1」を紹介します。
外で使う時は、外音取り込みモードにしておけば安心。なるべく安くてノイズキャンセル付きで音質がいいものを探しているなら要チェックです。
実際に使ってみた感想・良いところや気になるところ・ゲームで使えるのかなどお伝えしますので参考にしていただければ嬉しいです。
注意ポイント
この商品は遅延の抑えられるゲーミングイヤホンではないので、ご注意ください
提供:MUINE
防水・ノイキャン付きMUINE T1の詳細スペック
製品名 | T1 |
接続方法 | Bluetooth5.0 |
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
対応機種 | Android・iOSなどBluetooth対応機器 |
重量 | イヤホン両方で約10g/ケース約40g |
イヤホン単体の駆動時間 | 最大7時間 |
ANCをONにした時の駆動時間 | 最大5時間 |
ケース使用時の駆動時間 | ケースで3回充電可能/最大24時間駆動 |
充電方法 | TypeCケーブル・ワイヤレス充電 |
ケースサイズ | 6.3×5.68×2.8cm |
ANC | 対応 |
ENCマイク通話 | 対応 |
スペックを見ると、1万円以上するような製品と比べても劣らないスペックです。
MUINE T1の外観と付属品
段ボールのシンプルな外箱。裏側にはスペックが記載されています。
付属品は、日本語も記載されている説明書。
充電用の「USBTypeA~TypeC」ケーブルが1本。
交換用のイヤーチップ。元々ついているイヤーチップも含め、大・中・小の3種類が付属しています。
外のケースは光沢のあるホワイト。ぺたぺた触っても指紋は付きません。
表面には、ブランドのロゴと、充電中に点灯するLED。
背面には、ワイヤレス充電用の部品が付いていました。
ケーブルを挿す場所は、下ですね。
ケースを開けるとイヤホン本体が縦向きに挿せるようになってます。
最近、このスタイルのイヤホン多くなってきましたね。
イヤホン本体もケースと同じ、光沢のあるホワイト。
触った感じの質感は、悪くありません。
マイクが1つのイヤホンに3つ搭載されているようです。
これだけ穴がいろんなところに開いてるのにIPX7の防水機能ってすごい。
MUINE T1の特徴
今回レビューしているMUINE T1の特徴を紹介していきます。
ポイント
再生して聞こえる音は、実際にイヤホンから流れている音です。
イヤホンやヘッドセットから聞こえる音を録音できるマネキンヘッドで録音してみました。
Hi-Fiステレオサウンドは納得
しばらく使ってみた感想からお伝えすると、価格のわりにかなり音がいいという評判とおりの製品です。
音の専門家ではないですが、あくまで参考程度ですが、低音が強めで高温は若干こもり気味に聞こえるかなと思います。
本当にノイズが軽減される本物のノイズキャンセル機能(ANC)
商品の説明を見ると「35dB」相当のノイズキャンセル機能みたいなんですが、実際に使ってみると本当にノイズがかなり軽減されます。
実際に煩い環境で、ノイズキャンセル機能をONにしたときの聞こえ方を録音してみました。
ポイント
ノイズキャンセルOFF→ONへ
駅の中の騒音がうるさい状況を再現しています。
外音取り込み(アンビエントモード)も音がいい
ポイント
ノイズキャンセル→アンビエント→音楽再生を再現
カナル型のイヤホンなので、普通に耳に付けるだけで周りの音を減らしてくれるんですが、アンビエントモードは逆に周りの音をマイクで拾って聞こえやすくしてくれます。
音楽を聴きながら、周りの音も聴いておきたいシーンって色々ありますよね。
特に通勤通学時に使いたいイヤホンを探している人は、外音取り込み機能がある商品のほうが使いやすいと思います。
ノイズキャンセル機能を使っても5時間使える
低価格ながらノイズキャンセル機能を使っても最大5時間使える駆動時間の長さも魅力です。
5時間あれば、通勤通学時に十分使えますし、仕事や勉強中はケースに入れて充電しておくこともできます。
10分で70分使える急速充電対応
充電がやばい!となっても安心な急速充電にも対応しているのも魅力の1つです。
10分の充電で最大70分ほど使えるようになるみたい。
充電関係の流れでお伝えしておくと、Qi充電対応の機器を持っていれば、ポンって置くだけで充電してくれるのもかなり便利だと思います。
一時的に一定水圧の条件に水没しても大丈夫な防水機能
IPX7規格は、水面下15cm~1mで、30分間沈んでいても大丈夫というものです。雨や汗などは少なくとも気にする必要はない製品なので、ウォーキング・ジム・ランニングで安心して使いたい人に向いてます。
常時水に使るようなプールで使っても大丈夫というわけではないです。そういった用途ならIPX8の完全防水を買ってください。
ただし、熱に強いわけじゃないと思うので、やるなら自己責任ですね。
ワイヤレスイヤホンの中では比較的いい通話音質
特に周りで大きな音がしていない時の通話音質を録音してみました。
ワイヤレスイヤホンの通話音質って基本良くないイメージだったんですが、この製品はしっかり声を拾ってくれているように聞こえました。
まわりがうるさい環境での通話音質は、少しあとで紹介しています。
MUINE T1を使っていて気になったポイント
僕が使っていて感じた気になるポイントは3つ
PC接続時にタッチ操作ができるとき・できないときがあった
PC接続していた時に音楽を流しながらモード変更しようとしても変更できないことがありました。
iPhoneやタブレットに接続したときは、問題なく操作できます。
ワイヤレスイヤホン側でボリューム調整ができない
タッチ操作でボリュームコントロールができません
。
スマホに接続しているなら、スマホ側で調整する必要があるのは若干不便に感じる人もいるかなと思いました。
通話中に完全にノイズが抑えられるわけではない
周りがかなりうるさい場所なら、それもマイクが拾ってしまいますね。
試しに音楽がかかっている状況で通話すると、こんな感じ。
音ゲーは不可能なレベルで音がズレます
リズムとかタイミングが関係ないゲームなら問題ないですが、音ゲーなど音とタイミングが大切なゲームはズレるのでおすすめできないです。
ゲーム用途メインで考えている人は、遅延が抑えられるゲーミングイヤホンをおすすめします。
まとめ
今回は、IPX7防水機能・ノイズキャンセル機能・外音取り込み機能搭載の「MUINE T1」を紹介しました。価格が6,000円以下と抑えられながら、防水機能やノイズキャンセルを搭載していて、音もそれなりにいい商品です。
低遅延・ボリュームコントロール機能・さらに良い通話音質を求める人は、もう少し上の価格帯のイヤホンを検討してみてください。
ランニングやウォーキングなどの運動時・通勤通学でも長時間使えるイヤホンを探している人におすすめできますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。