USBスティックくらいのサイズしかないコンパクトサイズの外付けSSD BUFFALO「SSD-PUTU3C」をレビューします。
そんな人におすすめの情報をお伝えします。
商品の魅力
- USB 3.2(Gen 1)対応で高速読み書きに対応
- 衝撃に強い設計
- PS4.5対応
- 軽くてコンパクト・ケーブルレス
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自作PCパーツカテゴリー | |||
CPU | グラフィックボード | マザーボード | メモリ |
M.2SSD | SSD |
BUFFALO「SSD-PUTU3C」のスペック
USB3.2(Gen1)による高速の読み書きを可能にした商品です。転送速度は外付けHDDの3倍の速度が出るとされています。
項目 | スペック |
対応OS | Chrome・Mac・Windows |
対応テレビ | ブラビア・アクオス・レグザなど |
PS4/5 | メーカー対応確認済み |
端子形状 | TypeAのみ |
対応インターフェース | USB 3.2(Gen 1)/3.1(Gen 1)/3.0/2.0 |
ラインナップ | 250GB・500GB・1TB |
転送速度 | 最大430MB/s |
サイズ | 23×11×68.2mm |
重量 | 17g |
保証 | 1年 |
BUFFALO「SSD-PUTU3C」の外観と特徴
スティックタイプの外付けSSDなので、本当にコンパクトです。
USBに差し込む端子は、赤いボタンを押し込みながらスライドさせると出てきます。だしたらロックされるので、そのまま抜き差しが可能でした。
USBを差し込む部分の上下のサイズは、
PS4Proでも使用できるサイズになっています。
高さ1.2mからの落下に耐える
一応程度ですが、床に落とした場合の衝撃テストはクリアしているみたいですね。
1.2mって立って落としたら、そのくらいかな。
アダプター不要でテレビ録画に使える
だいたいテレビのUSBポートって背面についてるので、この商品ならSSDが見えないからスッキリするかなと思います。
どのメーカーのどのテレビが動作確認取れているかは公式サイトに記載されていましたので、テレビで使う予定の方は、そちらもチェックしてみてくださいね。
バッファロー正規データ復旧サービス対象
1年の保証期間内なら軽度な障害は無料で対応してくれるサービスがついています。お金がかかるかかからないか診断してもらうのは無料です。
ただ、結構な金額がかかるようなので、耐久性の高さを売りにした商品でない以上データバックアップに使用するのはオススメしません。
BUFFALO「SSD-PUTU3C」の性能チェック
実際に商品を使用してみて、色々と試してみました。
チェックに使用するPC構成
Gen4対応のSSDを使用するには、マザーボードのスロットがGen4に対応している必要があります。
- CPU:Ryzen5 3600
- CPUクーラー:Noctua NH-D15S Chromax
- マザーボード:MSI MPG B550 GAMING PLUS
- メモリ:DDR4-3200 8GB×4
- グラボ:GTX1660SUPER
- 電源:750W
Crystal Disk Mark 7
SSDのベンチマークとして有名な「Crystal Disk Mark」を使用して、転送速度を数値で検証していきます。
転送容量 | 結果 |
64MB | |
1GB | |
4GB | |
16GB | |
32GB |
テスト結果で16GB以降は、何度か試しましたが、似たような数値。ランダム読み書きも、結構速度が低下していました。
ベンチマーク計測時の温度
計測時の温度は最高77°まで上がりました。アイドル状態は50°以下でキープされています。
極端に転送速度が下がることも
試しに50GBほどのデータを移動させてみました。ファイル数は190以上。移動開始したときは、320Mbs程度でサクサク進んで順調です。
でも、SSD温度が63°を超えたあたりで一気に失速し、その後は、15Mbsまで下がることも・・。
最終的に温度は、つぶれるほどじゃないですけど、77~80°まで上がることもありました。
移動させてからしばらくはファイルが動いているようで、なかなか温度が下がらないどころかあがってます。
コンパクトなボディで、小さいファイルをサクッと入れてUSBメモリより高速に読み書きできるのは魅力ですが、熱関係は若干怖いですね。
ゲームデータを入れて遊べる?ロード時間もチェック
試しにFF14のゲームデータをインストールして遊んでみました。頻繁にあるロード時間は、かなりSSDの性能に依存しているため、どの程度変わるか検証です。
ちなみに比較対象は、以前レビューしたGen4対応のM.2SSDなのでやたらと早いです。
PC | 秒数 |
BUFFALO「SSD-PUTU3C」 | 6.43秒 |
FireCuda 530 Gen4 | 3.10秒 |
FireCuda 520 Gen4 | 5.88秒 |
XPG SX8200 Pro Gen3 | 10.50秒 |
そこそこ外付けSSDも速いですね。XPG SX8200 Pro Gen3より速いから、なんでやねんって思いましたけど。
ちなみにゲームデータを書き込んだ時は一時的に温度が上がります。
でも、プレイしていると下の数値に下がってきます。
プレイしていると温度が上がるかなと思ってましたが、プレイ中はどんどん温度がさがっていたので、ゲームデータを入れて遊ぶ分には負荷が高くないのかもしんないですね。
PS5へ接続!データ転送・ロード時間・プレイを検証
PS5への接続方法は、説明書にも記載されているので、とても簡単にできます。
差し込み口は背面の10GB対応ポートです。
試しにPS4のAPEXを外付けSSDに移動させてから、プレイしてみたいと思います。
データ転送はPCと同じく途中で遅くなる
ゲームの移動時間は、そこそこかかりますね。あと、データ移行時に触れたら熱ってなるくらい、外付けSSDの温度が上がってました。
で、熱くなるとやっぱりデータ転送も進まないですね。
容量が76GBもあったのですが、トータルで転送時間が30分以上でした。
ロード時間がどれくらい遅くなる?
APEXの起動にかかるロード時間を検証してみました。
PS5内臓SSD | バッファロー外付けSSD |
30:36秒 | 34:10秒 |
ちょっと遅くなりますけど、数秒・・。
これくらいなら、全く問題ない気がします。
ゲームプレイに支障はない?
プレイには、全く支障ないです
。
熱は持ってますが、カクつくようなこともないので、ゲームデータを入れてさえしまえば、ゲーム中に関しては心配いらないかなと感じました。
取り付け時の注意点
PS5本体から突き出る形で取り付けることになるので、体が横から当たったり、横置きしてるときに上から物が落ちると簡単に端子部分が簡単に折れたり変形します。それだけが怖いかな・・。
一度、似たタイプのSSDをそれで使えなくしたこともあります。
気になるところと良いところ
実際に使ってみて気になったところと良いところを紹介します。
気になったところ
コネクタ破損に注意
Amazonレビューにも記載されていましたが、コネクタ部分の破損は保証期間内でも有償になるそうです。頻繫に抜き差ししていると認識されなくなるのは、このタイプのデメリットでもありますね。
大容量かつ大量のデータ移動には向いてない
一つの大きなデータを読み書きするのは問題なくできます。スペックに近い速度も出てますしね。
ただ、大小さまざまなデータの移動はそこまで速度はでませんでした。それはPCでもPS5でも同じで、本体が熱を持ち出すと、ほんとに転送速度が落ちてきます。
PS4.5は設置場所に注意
結構飛び出ます。本体のSSD部分がまるまる飛び出すことになるので、コネクタ破損させないためにも、ゲーム機器の設置場所に注意が必要。横置きしていて、上から体重かかったら一発OUTです。
いいところ
読み書き高速で大容量(状況による)
16GB以上になると、一気に落ちてましたが、小さいサイズのファイルの読み書きをするならスペックに近い転送速度が出ます。写真や動画データを一時的に置いておくなど、使い方はいろいろとあるかなと思いました。
コスパがいい
同じ容量のUSBスティックもありますが、転送速度はこちらのほうが早いです。
しかも価格も、こちらのほうが安かったりするので、大容量のUSBを買うくらいなら確実にこちらのほうがコスパはいいですね。
コンパクトサイズも目立たないくていい
おおきい外付けSSDやHDDは、どうしても目立ちますが、このサイズはまず目立ちません。テレビ裏やPC・PSに接続したときも、配線がないのでスッキリまとまるのはメリットかなと思いますね。
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まとめ
今回は、BUFFALOのコンパクトサイズの外付けSSDをレビューしました。
サイズがコンパクトで熱を持ちやすい点は注意点ですし、USBスティックのように頻繁に抜き差しするのであれば、大事なデータを保存しておくのは危ないかなとも思います。
大容量で転送速度の速いUSBスティックと考えると、納得できる商品です。もちろん設置方法に気を付けて、挿しっぱなしにして使うのであれば、PS5もテレビもPCも十分使える商品だと思います。