DELLのゲーミングPCブランドALIENWAREが販売している「M17 R3 スプレマシー」をレビューします。
人におすすめの内容です。
ゲームプレイはもちろん配信にも使えるのか、仕事でも使ってみましたので参考にしていただければ幸いです。
この記事はデルアンバサダープログラムに参加し、実機をお借りして作成しています。製品の価格は変わる可能性がありますので公式サイトもご覧ください。
ALIENWARE「M17 R3 スプレマシー」のスペック
項目 | スペック |
OS | Windows10 |
CPU | Core i7-10750H |
メモリ | 32GB |
グラボ | RTX2080SUPER |
ストレージ | 256GB M.2SSD |
ディスプレイ | 17.3インチ 144Hz 9ms |
サイズ | 高さ16.9~22mm・幅399.9mm・奥行294.3mm |
重量 | 約2.5~2.97Kg |
ALIENWARE「M17 R3 スプレマシー」のレビュー評価
まずは実際に使ってみて感じた微妙なところといいところを紹介します。
ここは微妙なポイント
あまり持ち運び用とでゲーミングノートを選ぶ人はおられないと思いますが、「M17 R3 スプレマシー」は大きいので頻繁に持ち運びたい人にはおすすめしません。
17インチディスプレイがついていて薄型なのは大きなメリットですけど、持ち運ぶならやっぱり15インチのタイプがいいと思います。
持ち運びに関して言えば、ACアダプターが大きいです。ゲーミングノートPCだから仕方ない部分もあると思いますが・・もうちょっと小さくなるといいなと思うポイントでもあります。
ちなみに、未カスタマイズではストレージ容量がかなり少ないので、ストレージのカスタマイズ注文は必須だと思いました。
初期搭載されているストレージ容量は256GB。システムにも最初から使われているので、自由に使える容量はもっと少なくなります。
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ゲーミングPCに必要な容量のおすすめは?選び方の目安と3つの解決方法
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何本かゲームを入れたいと考えているなら、だいたい今の中くらいのスペックのゲームでも50GBくらいあるので、数本入れたら容量いっぱいです。
当然動画編集するための録画したファイルを保存する場所など全く残らなくなってしまいます。
解決方法としては、外付けのSSDやHDDで対応するかです。
ただ、読み込み速度の違いもあるので、本体ストレージの容量をカスタマイズ注文時に500GB以上にできるなら、そうするのがベストかなと思います。
長く使っているとキーボードの上半分あたりが結構熱くなってきます。キーボードが触れなくなるほどではないんですが、若干心配になるレベルではありますね。
長時間使用する場合は、ノートPC用のスタンドなどで下を浮かせたほうがいいかもしれません。
使ってみて良かったポイント
個人的に使ってみて一番良かったのは、17インチの大画面なのに、これだけの薄型ゲーミングノートPCとして完成していること
です。
画面が大きいので作業効率は上がります。
コンパクトサイズの持ち運び重視で選ぶようなPCではないので、画面の大きさはゲーム画面の見やすさはもちろん、仕事でもメリットしかないです。
文章を作成するお仕事もしていますが、キーボードの打鍵感もよく、コンパクトすぎないフルサイズキーボードなので打ちやすいです。キーボードの打鍵音もかなり静かです。
ゲームでなく仕事用にも素晴らしい!4K画面はもちろん、キーボードの打鍵感・配置が文書作成にもプログラミングにも大変な効率をもたらしてくれます。R17にして正解でした!
あと、17インチあるとディスプレイ上で画面を分割しても使いやすい。
14インチくらいのノートだと厳しいですが17インチあると余裕。外部モニターを接続できるなら、そのほうが快適ですが、出先でデュアルディスプレイ環境なんてできないですからね。
同じ映像をディスプレイと外部モニターに表示した比較してみましたが、モニターの発色は、4Kでなくてもかなり綺麗だと思います。
背面のHDMIポートを利用して外部モニターに接続すれば、デュアルディスプレイ環境が簡単に作れるので、ゲーム実況の画面チェックもやりやすかったです。
画面が大きいから動画編集もやりやすいと思います。
あと、基本的なことですが、起動速度はめちゃくちゃ早いです。
ポチっと押してから起動まで数秒。操作にもたつくようなストレスは一切感じません。
指紋が付きにくい表面コーティングになっているのも見た目の綺麗さが維持できるので、いいポイントだと思います。
地味に嬉しいのがSDカードスロットが付いていること。
YouTubeで動画を撮影して取り込んだりするために外付けカードスロットを準備しなくていいのは、周辺機器が減らせるので最高だと思います。
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ALIENWARE「M17 R3 スプレマシー」の外観とポート類
上のエイリアンマークが光ります。キーボードのライティングと同じで専用ソフトでカラーは自由に変更できるようになっていました。
キーボードはフルサイズ。テンキーもあるので、仕事や動画編集などで数字入力をする人も使いやすいです。
左側のポート
- Killer™ Networks E3000ギガビットEthernet NIC
- PowerShareテクノロジー対応USB 3.1 Gen 1 Type-A
- オーディオ出力用3.5mmポート(インライン型マイク ヘッドセットと互換性あり)
右側のポート
- MicroSD 5.1、UHD-II HD312カード リーダー
- 2 x USB 3.1 Gen1 Type-A
背面のポート
- HDCP 2.2出力を備えたHDMI 2.0b
- Mini-Display Port 1.4出力
- Thunderbolt™ 3ポート
- Alienware Graphics Amplifierポート
- Power/DC-inポート
ACアダプター
これだけでもかなりずっしりきます。
各種ベンチマーク結果
スペック関係のベンチマークと定番のゲームベンチマークの結果です。
スペック関係
ベンチマークソフト | 結果 |
3DMark(グラフィック) | |
CrystaldiscMark(ストレージ) |
ゲーム関連ベンチマーク
ベンチマークソフト | 結果 |
DQ10 | |
FF14 | |
FF15 |
人気ゲームをプレイしたFPS値
144Hzが生かせるのは「フォートナイト・Apex Legends」などのFPS系のゲームになるかと思います。キャプチャーソフトを起動させながらなので、実際のFPS数値はもう少し上です。
ポイント
- フォートナイト(中くらい)
- Apex Legends(中くらい)
- モンスターハンターワールド(重い)
- CyberPunk2077(重い)
ゲームタイトル | 結果 |
フォートナイト(中)
144Hzモニターの性能を十分生かせます |
最高設定:最低80以上
描写距離:3D解像度以外最低:最低120以上 |
Apex Legends(中)
最高設定からいじらなくても、144Hzモニターの性能を十分生かせます。 |
降下時
戦闘中 |
モンスターハンターワールド(重)
最高設定の状態でも60FPSは出るみたいです。走りまわってみましたが、特にカクつくこともありません。 70~80FPSくらいまで上がったりします。 |
|
CyberPunk2077(重)
キャプチャーソフトなどを起動して、レイトレーシングウルトラで60FPS安定は厳しいかも ウルトラにして、街中では群衆密度を最高から減らすと、FPSが60以上で安定してきました。 |
レイトレーシングウルトラ:群衆密度高
ウルトラ:群衆密度中 |
搭載されているディスプレイが144Hzなので、144FPS以上出ていれば性能を十分発揮できています
。
重たいゲームの場合は、設定を変えないと厳しいですが、モンスターハンターやCyberPunkに144Hzは基本いらないので60FPS程度出ていれば十分ですよね。
バランワンダーワールドをプレイしてみた
バランワンダーワールドは、アクションゲームですね。体験版として第1章をプレイしてみましたが、映像はかなり綺麗です。
特殊な操作方法は特にありませんし、チュートリアルで、だいたい何をすればいいのかは分かると思います。難易度は、特に低いわけでもない気がします。
単純な一本道でジャンプしていればクリアできるゲームでもない
です。
いろんなキャラクターの能力を自分のものにしながら、ステージのギミックをクリアしていくには頭を使う。どの能力を使えば、このアイテムの場所にたどりつけるのか・先に進めるのか、考えながら進むアクションゲームが好きな方は楽しめると思います。
ゲーム配信時の状況
OBSを使ってYouTubeのゲーム配信もしてみました。
- マンションの普通のネット環境
- フルHDモニターとのデュアルディスプレイ環境
- フルHD画質での配信
- ビットレート2万
設定 | 結果 |
最高設定
だいたい100FPS前後かなぁといったところでした。 |
|
描写距離・3D解像度以外最低
100以上~146FPSくらいです。 搭載されている144Hzディスプレイが生かせると思います。 |
カスタマイズするなら?
カスタマイズできる項目についても少しふれておきたいと思います。
ストレージ構成を強化
基本はストレージのみ。シングル・デュアル・トリプルSSD構成にできるみたいです。
自分に必要な容量がどれくらいになるのかをチェックして、必要な容量を選択してください。
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カラーバリエーションは2色から選べる
ルナライトとダークサイドの2色から選べます。ダークサイドとか、カッコいいですよね。
まとめ
今回は、ALIENWARE「M17 R3 スプレマシー」をレビューしました。かなりのハイスペックのゲーミングPCで、大型のディスプレイを搭載しているのが魅力ですね。
DELLではALIENWAREとDell Gシリーズを販売していて、価格を抑えて購入したい人にはDell Gシリーズが適していると思います。最強のゲーミングPCを手に入れたい人はALIENWAREといった感じです。
気になるかたは公式サイトをチェックしてみてください。